ツール・ド・おきなわ 市民210km 2022 ~参戦準備編~

まず移動プランと宿ですが、140kmと比べたら楽です。140kmスタート地点の国頭付近は宿が少なくて、しかもスタートとゴールが別地点なので一人参戦で当日帰りたい場合は結構忙しかったりします(過去記事参照)。それに比べると210kmはスタートとゴールが同じ名護で、名護付近は宿が豊富なので悩むことはありませんでした。スタート地点付近にすんなり宿確保。レンタカーは沖縄は余り気味なのでこれも楽に取れます。

飛行機は金曜夕方の便か土曜の朝の便か迷ったのですが、ニセコで割と移動疲れがあったので金曜夕方の便で前々日入りすることにしました。金曜は沖縄に行くだけで那覇付近で宿泊、翌朝レンタカーに借りて名護に移動というプラン。これはゆっくりできて正解でした。

飛行機輪行は以前とちょっと事情が変わっていました。ANAが3辺203cmまで重量20kg以下無料というのは変わらず。JALスカイマークはサイズ上限が50×60×120cm以内で20kg以下無料。以前スカイマークは203サイズなら問い合わせ無しで行けたのですが、問い合わせが必要になってしまいました。スカイマークは電話が全然繋がらないので地味に大変です。JALもホームページ記載のルールを厳密に解釈すれば問い合わせは必要。まあダメとは言われないでしょうけど、そこで冒険する必要はないので事前連絡しておいた方がよさそうです。ニセコクラシックのメインスポンサーになっているだけあってANAは203サイズなら事前連絡必要なく飛行機輪行に優しいですね。余談ですが北海道に行く場合のジェットスターは2000円かかりますが一辺2.3m、32kgまで203サイズでOKです。

飛行機輪行の方法について。リムブレーキでハードケースならQbicle(ACOR)のバイクポーターPROでいいでしょうけど、ハンドルを気軽に外せないディスクロードはシーコンのエアロコンフォートになるんですかね。この場合サイズはどの飛行機会社でも超過しているので事前に問い合わせておいた方がよさそうです。個人的にソフトケースはあまり使う気になりませんが、OS-500で飛行機輪行している人も結構います。OS-500ならディスクロードもハンドル外さず行けますね。

機材について。ニセコクラシック150kmと同じです。Helium SLXにホイールはSpeed 40C、タイヤは25CのコンチネンタルのGP5000。空気圧は6.5/7bar。タイヤと空気圧についてですが、パンクは絶対したくないので安心と信頼のGP5000、空気圧もちょっと高めです。この辺はマージナルゲインを稼ぐよりも信頼性を重視しました。チェーンリングは52×36のセミコンパクト、リアのスプロケは11-30T。コンパクトだと下りで足りないのと、なるべくアウターで押し切れるように30Tを選択。

補給食に付いて。これもニセコとほぼ同じです。固形は食べられても3個なのでエネもちを3つ。Salomonのソフトフラスコに自作ジェル250ml。カフェインジェル、Mag-onジェル×2、メイタンCCC200。これは適量でした。

ボトルについて。2022年のツールド沖縄はコロナ対策のために補給所ではボトルではなく水かスポーツドリンクのペットボトルを開けて手渡しというアナウンス。ニセコクラシック140kmでは750ml×2で行って気温が低くペースが上がらなかったのもあり半分以上飲みませんでした。それなら沖縄は750ml×2でボトルというかペットボトル無補給で行けるかなと思ったのですが、結果的には甘かった。ペースも気温もニセコより上で思った以上にボトルを消費、途中から節約しながら補水してました。ボトル貰わずに行くなら1l×2で行くべきでした。まあ来年はコロナも収まって補給所は普通にボトルだと思うので500~750ml×2でよさそうです。