ニセコクラシック 2022 その2 ~機材や装備の選定・補給食や水など~

機材については元々ツールド沖縄ニセコクラシックのようなロードレースも走る想定でHelium SLXを組んだので大きく変更するところは無し。迷ったのはホイール。ニセコクラシックはUCI公認レースであるため、UCI認定のホイールでなければなりません。車検はないので上位入賞しなければ何も言われないとは思いますが、ルールはルールなので守ることにします。

多少の雨でも走りたいので雨でも効くようにブレーキリム面に加工があり、UCI認証のオールラウンドなリムハイト、レース時以外も使いたいのでクリンチャーのホイールとなると選択肢は限られます。リム面がAC3加工されたカンパのBORA ONE・WTOとフルクラムのSPEED 40C、iTgMax処理されたマヴィックのCOSMIC SLR 40ぐらいですかね。マヴィックはハブにそんなに良い印象が無いのでまず候補から外れ、一番の候補だったBORA WTOはクリンチャー運用時にタイヤが外しにくいことがあるようでこれも却下。BORA ONEはリムハイト35mmは低すぎるし50mmは高すぎる気がして、消去法でフルクラムのSPEED 40Cにしました。UCI認証じゃないといけないから仕方なく・消去法で仕方なく、で仕方なく買ったSPEED 40Cですが、履いてみると登りも下りも平坦も加速もメチャクチャ良い。中華カーボンICANとは全然違いました。中華カーボンも値段の割には凄いんですけど、SPEED 40Cも高い値段に見合う価値ありでした。

Helium SLXはペダル・ボトルケージ・サイコンマウント込みのUCI的な量り方で6.92kgに仕上がりました。


装備、服装について。ニセコクラシックのコースとなる倶知安付近の6月の気温は最低気温8~15℃/最高気温20~30℃とかなり振れ幅があります。過去のレース画像を見ると半袖ジャージ・レーパンが大多数、たまに長袖インナーやアームカバーを組み合わせている人がいるぐらい。寒いような気もしますが、レースで強度があがっているので十分なのかもですね。2022年のレース当日の気温予報は20℃/10℃と例年より低め。迷って直前に長袖インナー+半袖ジャージにレーパンにしましたが、まあちょうどよかった感じ。半袖でもいけたとは思います。他の人の服装を見ると多かったのは半袖、長袖やアームカバーが次に多く、ウインドブレーカーを持ってる人がチラホラという感じでした。

水、ボトルについて。直前にコース上の補給所ではボトルではなくペットボトル渡しということを知り、補給は受け取らずにゴールを目指すことにしました。ツールド沖縄140kmではスポドリ500ml×2で足りました。沖縄の時はエネルギー補給重視で水は無しだったのですが味が飽きるのでスポドリと水を一本ずつにするとして、容量はどうするか。事前シミュレーションでは500ml×2で足りそうですが、安全策で750ml×2としました。結果的には気温も低く途中サイクリングペースになってしまったこともあり、500ml×2で十分でしたね。水は全く飲まず、スポドリ250ml程度飲んだだけでした。

補給食はスタート直前にエネモチを一つ食べて、持って行ったのはエネモチ2つとMag-on2つとWiggleのカフェインジェル。メイタンは使わない気がして置いていきました。エネモチは食べやすいように出しておきます。1時間ごとぐらいに2つまでだとそんなにベタ付きません。3時間経つと剥き出しだとさすがにベタ付いてきたりします。エネモチは結構飲み込むのに時間かかるし、2つで正解でした。Mag-onは持って行ったのですが使いませんでした。カフェインジェルは長距離走る時の後半に効果ありで気に入ってるのですが、今回は出番なし。他にマルトデキストリンパラチノース・マルトデキストリンクラスタデキストリンを混ぜたジェルを250cc、SALOMONの250mlソフトフラスクに。消費したのは半分でした。スポドリ750mlはジェルより薄めの上記4種混合+アミノバイタル。味は悪くないです。