Helium SLX ロードバイク組み立て その4 完成~インプレ編

組み上がった後にもポジション調整やら色々あって、走行7000km超えて固まった最終仕様。いや最終じゃないかもしれないけど、多分これで固まったかなという仕様。リムブレーキ・機械式でレースからブルべまでこなせる最高のバイクをというコンセプトでパーツ選定して組みました。軽量化も重視していますが、信頼性をより重視しています。

フレームセット Ridley Helium SLX リムブレーキ
ハンドル ZIPP SERVICE COURSE SL-70 ERGO HANDLEBAR 380mm
ステム TNI Helium17 φ31.8/100mm ブラック マット仕上げ
バーテープ Lizard Skins DSP2.5
シフトインナー 日泉 SP31スペシャルステンレスインナーケーブル
シフトアウター 日泉 ステンレスアウターケーブル
ブレーキインナ 日泉 SP31スペシャルステンレスインナーケーブル
ブレーキアウター 日泉 ウルトラライトブレーキケーブル
ブレーキ シマノ デュラエース BR-R9100
BB Token Ninja BB841T-46 PF30 プレミアムベアリング
クランク シマノ デュラエース FC-R9100
チェーンリング シマノ デュラエース FC-R9100
フロントディレイラー シマノ デュラエース FD-R9100-F 直付
リアディレイラー シマノ デュラエース FD-R9100-F
ペダル スピードプレイ ウルトラライトアクション
チェーンキャッチャー K-Edge PRO ロード 直付 チェーンキャッチャー
シートポスト Deda Superleggero 27.2x350
サドル ISM PN3.0
チェーン シマノ デュラエース CN-HG901 クイックリンク仕様
ブレーキシュー BBB ウルトラストップハイパフォーマンス BBS-28HP
ホイール FULCRUM RACING ZERO COMPETITION CULT C15

重量はUCI的なサイコンマウント・ボトルケージ・ペダル込みだと6.94kg。サイコン・ボトルケージ・ペダル無しのカタログ的な重量だと6.58kg。それほど軽量化に拘ってるわけではないのでこんなもんかなという感じ。ホイールは取り敢えずレーゼロですが、決戦ホイール次第では6.8kgを切ってしまうかもしれないのでシートポストはカットせず保留中。

ブルべからレースまで使えるトラブル知らずのタフなバイクにしたいので、ハンドルは折れることのあるカーボンではなくアルミ。アルミの中でも剛性があり軽い7075アルミのものから選択。最初はDedaのZeroにしようかと思ったのですが在庫なし、他を探しているとZIPPのトップ部分がフラットになっているエアロ形状のアルミハンドルSERVICE COURSE SL-70 ERGOを発見。TCRの時は400mmでしたが、エアロ効果と軽量化を狙って幅の狭いものを試してみたかったので380mmに。重量は420mmで260gとカーボンに迫る軽さ。現物はZIPPロゴが透かし風に入ってたりカッコいいです、バーテープ巻いてしまうと隠れてしまうんですけど。シフトとブレーキのアウターケーブルを這わせやすい溝があって組みやすい作り。軽いけど剛性も問題なし。エアロ形状なのに中央の丸ハンドル部分が割とあって、CATEYEライト×2+サイコンステーを付けることもできます。芯-芯で380mmという幅は肺を圧迫することはないようで、呼吸は苦しくないですね。空気抵抗の低減と軽量化というメリットだけ享受することができました。リーチは短めの70mm、フラット部分はあまり使わないのでリーチは長くても短くてもなのですが、リーチの短いハンドル+長いステムの方が気持ち軽量化できたりします

ステムはTNI Helium17に。恐らくHelium SLXと同じく軽いからHeliumというネーミング?100mmで99gとハイエンドのカーボン並みに軽いステム。ボルトがT20トルクスという特殊仕様、メンテしやすいようにM4×15mmの64チタンボルトに変更。飛行機輪行だとボルトを外さなくてはいけなかったりという事情もあります。色々削ってある設計ですが取付も剛性も特に問題なし。最初は90mmを付けていたのですが100mmに。実売5000円以下とポジション出しの時に複数買っても財布に優しいです。

シフトケーブルとブレーキケーブルはアウターもインナーも全て日泉に。インナーケーブルはTCRの時から純正より軽く好印象だったので継続使用。アウターもシマノ純正より軽く柔らかいので新規に組むならと日泉にしました。いずれヒルクライムスペシャルになるかもしれないのを見据えて、ブレーキのアウターケーブルはウルトラライトケーブルにしました。

コンポ類はTCRの使いまわし。デュラ9200は12速化して電動のみ、9100デュラが機械式の最終形になりそうです。リムブレーキ機械式で最高のバイクにしようということで9100デュラをそのまま使いました。BBはTokenのスレッドフィット、Ninja BBのプレミアムベアリング。最初はTBT(セラミックベアリング)だったのですが、プレミアムベアリング(普通のベアリング)に変更。

その他、チェーンキャッチャーはTCRの時はフロントディレイラーと一本のボルトで共締めのものを使っていました。2ボルトでフロントディレイラーとは独立でチェーンキャッチャーの角度調整ができるK-Edgeのものに。シートポストは色々あってDedaのSuperleggero。サドルについては追々書こうかと思ってますがISMのPN3.0。バーテープTCRの時から愛用のリザードスキンズDSP2.5。寿命が長くなったV2で持ちは5000kmぐらい。ペダルはスピードプレイのウルトラライトアクション、クリートはZEROという公式では互換性なしとなっている非推奨組み合わせ。付け外しのしやすさと、角度調整を両立しようとしてTCRの時からこの組み合わせで採用してます。

全体的な走行インプレに続く。