ツール・ド・おきなわ140km参戦記 その6 ~当日スタート前編~

目覚ましは4:30にしておいたのですが、4:00頃に目が覚めてしまいます。もう一度寝るという感じでもないのでジャージに着替え、車に荷物を運んで、ドリンクも作ってしまいます。服装はインナーなしの半袖ジャージ+半袖レーパン。当日は予報で最高25℃、ガーミンのログ読みで最低19・最高26℃だったのですが、気温的には正解でした。ただインナー無しは初めてやってみたのですが左乳首が後半擦れて痛かった。終わった後もしばらく痛かったしニップレス付けた方がよさそう。朝食は5:30からとのことだったのですが、5:10ぐらいにもう出してくれるというので、ほぼ一番乗りで食べ始めます。

ホテル国頭 朝食

ホテル国頭の朝食。前日の夕食が美味しかったので期待していたのですが、朝食はそんなに豪華ではありません。まあそんなに朝は沢山食べる気もないので十分です。ホテル国頭、値段の割にはほんとによいホテル。朝食の時に水は飲みませんでした。ツールド沖縄140kmは4~5時間、トイレ無しのノンストップで行きたいので水分は絞り気味で。

食べ終わったら車を持ってきてしまっているので、バスを待たずに移動。指定の駐車場、くいなエコ・スポレク公園、かいぎんフィールド国頭の駐車場に停めます。あたりはまだ真っ暗ですが、バイクを下してスタート地点に移動。ライトが無いのでちょっと怖いですが段差に気を付けつつ走ります。スタート地点の道の駅ゆいゆい国頭までは1.4km、もう並んでる人がいたので自分もバイクを並べます。スタート後は右側に広がる事を考えて右めに並びました。

ツールド沖縄 140km スタートに並ぶ

並べた頃は6:00でこのぐらいの明るさ。と、ここで出走票ってどこに入れるんですか?と聞かれて重大なことに気付きます。出走票を車に置いてきてしまった!歩いても間に合いますよ~と言われたので、折角前に並んだことだしバイクは置いて歩いて駐車場に戻ります。後で気付いたのですが、ボトルを置くとか荷物を置くとかすればよかったです。ボトルを置いてアップしてる人とかいたので。その時は考えつかなかったので往復2.8km、ビンディングシューズで歩いた距離としては新記録。そんなプチトラブルもありましたが車から戻ってきてもまだ7時前。140kmのスタート時刻の9:20にはまだまだ時間があります。

ツールド沖縄 140km スタートに並ぶ

自分のバイクから先頭に向かって、明るくなるとこんな感じ。6:00ぐらいに到着して並ぶとこのぐらいの順番。

ツールド沖縄 140km スタートの行列

先頭から後ろに向かってだとこんな感じ。トイレに行ったり、ツーランやメイタンなど最後の補給食を摂りながら出発を待ちます。持って行く補給食のMag-on×4、メイタン×1、ツーラン×2はジャージの背中ポケットに入れておきます。やや暖かくなってきたので上着変わりのパーカーをバックパックに入れて、荷物を預けます。この時、後で考えたらアップをしておけばよかったですね。前述の通り、並んだ場所にボトルを置いてバイクを隊列から取り出してアップしている人もいました。自分はストレッチと準備体操だけで走り出してレース序盤で攣ってしまったのですが、アップをキッチリしておけば攣り防止になったかもです。

そうこうしているとチャンピオンレースの集団が通りすぎます。いよいよだなーという感じ。バイクをスタート場所に移動との声がかかったのでバイクに戻り移動させます。まずは駐車場の出口付近に並んでから、車道に出て左車線に並びます。右車線は210kmの選手の通り道。スタート時間は5分繰り上げられて9:15になりました。この5分繰り上げは後で結構重要になってきます、テストに出ますよ(笑)。並んでた時に隣の関西から来たという人と世間話になります。なんでもシード権狙いで結構練習しているらしく、後でリザルト見たらシード権は無理だったようですが100位以内には入ってました。自分は初参加だと告げると作戦どうするんですか?と聞かれます。序盤なるべく先頭集団についていってカっ飛ばしてバテたら後は適当に流れでと答えたら、コイツ大丈夫なんか?という感じの怪訝な顔で140kmはゴール前の坂がめっちゃキツいんですよとかペース配分した方がいいですよとか色々教えてくれます。この時はたかが140km、山岳中心で200km以上走る事も多いし問題ないわと思ってました。後でこの人の言った通りになってメチャ苦戦するわけですが。

そして210kmの先頭集団の通過。スタート待ちしている我らが140㎞の選手からガンバレー!と声援があがります。続いて第2集団の通過。第2集団の先頭を引いている選手が、スタート待ちしている140kmのこちらに向かって逆に「ガンバレー!」とメチャ大きい声をかけて走り去っていきます。おまえが頑張れよ!と総ツッコミ入りまくりで和やかになったところで140kmもスタート時刻が近づいてきました。1分前でサイコンを記録開始にしておきます。カウントダウンがあってとうとうスタート。ツールド沖縄140kmの始まりです。