2018/10 月間走行距離

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距離1616km、高度10951m。レース前の休養があったので距離が多少短いのは仕方ないかな。高度も平日に物見山に行かなくなったので少な目。今月は200kmブルベでトップタイム、白石峠25分台突入などやっと走り込みの収穫期が来た感じ。取り敢えず白石峠は年内に25分切って来年の沖縄210kmに備えたいところ。11月はレースが二つ、休養も入れるのであまり距離は伸びないかもしれない。まあ空いてる時間はできるだけ走るってことで。

ロードバイクで速く走るにはどうすればよいか? やっぱり回すペダリング~足首を動かす

ロードバイクで速く走るにはどうすればよいか?自分の考え方の変遷から最近目覚めた(?)足首を動かすペダリングについて書いてみます。

まず自分が通い始めたのは荒川サイクリングロードでした。40km/hを超えるスピードで巡航している人もいるわけですが、荒サイで速い人を観察して思ったこと。とにかく筋肉がスゲェ!ふくらはぎモリモリでローマ時代の彫刻のような筋肉なんですね。ああ、速く走るには筋肉なんだなと思いました。筋肉を付けるにはどうすればいいだろう?筋肉にとにかく負荷をかけて筋力をつける。自転車に乗るのは好きだけど筋トレは別に好きじゃないので、とにかく筋トレ代わりに自転車を漕ぎまくる。重めのギアでガンガン踏む。ロードバイクの常識は軽いギアでケイデンス維持して回すぺダリングですが、そんなものは無視してとにかく重いギアを踏む。あと食事は高たんぱく低脂質を心がけてプロテインやサプリも摂ってみたりしました。

結果はどうだったか?巡航速度も峠のタイムもあがりました。筋力もつきました。荒サイで見かけたような彫刻のような筋肉には程遠いですが、特に膝に近い内腿のあたりが付いたようで、ブランドによってはスキニーが履きにくいです。しかしここで一つの疑念がわきます。ちょうど荒サイの平坦からヒルクライムにハマり始めた時期だったのですが、ヒルクライムで速い人を見ても特に筋肉ムキムキではないんですね。自分が多少付いたので、それほど他の人を見ても筋肉スゲェと思わなくなったのもありますが、その辺を差し引いても速い人は必ずしも筋肉ムキムキではないです。パっと見は筋肉が付いてないように見えても、もしかしたらヒルクライムに必要なヒルクラ筋(?)だけは無駄なく付いていている可能性もあるのですが、ここで一つの仮説を立ててみました。速く走るのにそんなに筋肉はいらないのでは?むしろ、筋力を上手く使うことが大事なのでは?所謂ぺダリング効率というヤツです。エアロフォームなどペダリングに限ったことではないので、単純に効率とか伝達能力と言った方がいいかもしれません。

最初に書いた通り、自分のぺダリングは筋トレ代わりの踏み踏みぺダリング。これをやめて一般的に言われているロードバイクの常識、回すペダリングを意識して試行錯誤してみますが、特に峠のタイムが劇的に伸びるわけでもなく結果は芳しくありません。後で考えれば、自分は回すペダリングを意識しても回すペダリングにはならないタイプの人間だったという話なのですが、その時は何も気付きませんでした。

そんなこんなで停滞していたのですが、突破口は200kmブルベを走っている時です。ブルベは600kmまでクリアしていて、ただ200kmを走るだけでは楽勝すぎてツマラナイし、トレーニングがてら勝手にタイムアタックをしていました。前半は順調にハイペースでクリアしたのですが、飛ばし過ぎたのか後半めちゃくちゃ辛い。これはもうどうにもならんと思って楽なペダリングはないかと色々試してみた時に、んんんこれは!と思ったものがありました。名付けて「足首へにゃんへにゃんペダリング」です。膝から先にはどこにも力を入れずにストーンストーンと落とすようにしてペダリングすると、足首がへにゃんへにゃんと曲がりながらクランクが回ることになるのですが、これがめちゃんこ具合が良い。特にパワーを入れてないのに意外とバイクが進むんですね。で、そこから足首はへにゃんへにゃんさせたまま余力を振り絞ってパワーを入れてみたら、これまたバイクがめちゃめちゃ進む。これはブルベの疲れが回復したら絶対フルパワーで試してやろうと思いました。

ブルベから次の週末に白石峠に行ってみると、結果は一ヶ月前の27分23秒から25分52秒へ-5.5%の大幅タイムアップ。白石までは超絶ポタリングモードでセーブしていたのですが、白石峠計測区間に入ってフルパワーで踏み始めてクランク数回転でこれイケるわって感触ありました。クランクがぐるんぐるん回ってバイクが進む、これが回すペダリングか、ペダリング効率が上がるってこういうことかって思いました。足首をへにゃんへにゃんさせることで踏むペダリングから回すペダリングになったんです。

速さの要素は大きく筋力・心肺能力・伝達能力(ペダリング効率・エアロフォームなど)の3つで、一ヶ月間の筋力や心肺能力の向上分もタイム短縮に寄与しているとは思うのですが、短期間に急激に筋力や心肺能力が高くなることはないので、この-5.5%はほぼ伝達能力の向上分と見ていいと思います。敢えて言えば、大体同じペース(1700km/月)で走り続けて三ヶ月で28分09秒から27分23秒へ2.7%短縮していたので、筋力と心肺能力分を0.9%/月と見れば、その後の一ヶ月で27分23秒から25分52秒で短縮した5.5%のうち筋力と心肺能力の分0.9%/月を引いて4.6%が伝達能力の向上分かなという感じ(アバウトな計算ですが)。まあ乗り方を変えてすぐタイムアップしたので、ほぼ伝達能力(の中のペダリング効率)ということでいいでしょう。

結局は踏むぺダリングから回すペダリングにしたらペダリング効率あがったよという当たり前の話ではあるんですが、回すペダリングにするにはどうすれば良いかは人によって違います。人間は意識してやらないとできないこと、無意識でもできることがあり、意識してやらないとできないことに意識を向けてやるのが大事で、回すペダリングを身に付けたいならどこに意識を持っていけば回すペダリングになるのか探してやる必要があるんです。それはそのまま「回すペダリング」であったり、あるいは自分のように「足首」だったり、他にも「かかとの位置」「太腿を上げる」「踏まない」「早めに荷重&抜重」「何時まで踏んで何時まで引く」「コンロッドとピストンをイメージ」など人それぞれ。この中の二つを組み合わせれば上手くいく人もいるかもしれない。自分の場合は「足首」で、それ以外では試したこともありましたが特に目立った変化はありませんでした。「足首」を疲れた時に試したのもよかったのかもしれません。あと、「足首」で改善してからは「コンロッドとピストンをイメージ」で更に定着した感じがあります。

そんなわけでやっと回すペダリングの入口に辿り着いた感じがあるんですが、回すペダリングになって良かったことはヒルクライムのタイム短縮以外にもあります。荒れた路面とかダートでもペダルが360度力のかかってない時が以前より無くなって空転しなくなりました。ということはペダリングモニターが無くても、荒れた路面やダートで綺麗にペダルが回るかが一つの目安になるかもしれまん。で、更に荒れた路面で綺麗に回るように試していると「クランクを中心に糸にくくりつけたペダルを糸がたるまないように遠心力でブンブン回している」みたいなイメージを意識するのもペダルを回すには良かったです。遠心力が最小限で糸がたるまないのが最も効率がいいのでしょうけど、糸がたるむ瞬間があるぐらいなら遠心力をかけすぎるぐらいの方がロスは少ないと思います。荒れ地で綺麗にペダルが回ればオンロードでも回るということは、シクロクロスをやればロードのペダリング効率あがるのかななんてアイデアも浮かびます。オフロードを走るとオンロードに生きるってmotorcycleの世界でも言われていることですが、如何にタイヤで路面を捉えるのかという部分は同じなのかもしれません。

Mavic キシリウム プロ SL ファーストインプレッション

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運よくトラブルなく良品が無事届いたわけですが、まず見た目。

 

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やっぱり曲面で切削されたISM 4Dはカッコイイ。波状になったリムのシルバーもカッコイイ。

 

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カーボンのハブとエアロなストレートスポークもカッコイイです。真ん中の黄色は近くで見るとちょっと安っぽいのですが、まあ1m離れれば問題ないです。

 

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KYSRIUMロゴの入った黄色スポーク。これ、ハブの真ん中の黄色と同様でちょっと安っぽいです。何か塗料と言うか黄色いペンキでボテっと塗ったような感じで、ここだけ高級感がありません。まあ近くで見ればの話で、これも1m離れればどうでもよかったりはしますけど。

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漕ぎ出しは以前のALX473と重さも変わらないからか、特に何も感じません。巡航速度に入ってからが驚き。何だこれは?何か雲の上をスーっと進んでいるような、筋斗雲の上に乗ってしまったかのような感じ。まあ筋斗雲に乗ったことないけど。ホイールが無くなったかのような感じなんです。よく高級ホイールのインプレで出てくる、ホイールが無くなったような感じってコレのことかと思いました。そういうの読んだ時は、ホイールが無くなるなんてことあるかいな?書いてる奴はアホかいなと思ってたんですが、そんなことがあるんです。乗って数日はニヤニヤが止まりませんでした。ALX473の倍近い値段、国内価格なら3倍の値段ですが、その価値はあります。これは凄い。

あとマヴィックと言えば評判の悪いハブの回転。確かに他のホイールに比べると力を抜いた時に転がりにくいような気はします。NOVATECハブの中華カーボン方が回ります。個人的には気になるほどではないですが。

ブレーキの効きは7000km使ったALX473に比べれば効くけど、新品同士だったらどうだろう?殆ど変わらないのかなという感じ。

キシリウムプロSLに履き替えて行ったのは70km程度のいつもの物見山3周コースでペースもいつものペース、残念ながらタイムが上がったとかはなかったのですが、帰り道めちゃくちゃ足が重い。そして翌日めちゃくちゃ足に疲れが残っていて筋肉痛が酷い。いつものコースでいつものペースなのでそんなに重くなったり筋肉痛になるわけがないのですが。確かにALX473より剛性があるとは思いましたが、自分の体にこんな影響があるとは想定外でした。しかしあのホイールが無くなったような感じは味わい続けたいので、乗り方の改善でなんとかしようと試みます。痛くなるってことは剛性の高くなったホイールを踏みすぎているのが原因かもしれないという仮説を立てて、ぺダリングを踏むより回す方向に変えてみました。すると、数日後にはいつものコースは特に疲れも残らず痛みもなく乗れるようになりました。600kmブルベもこれでクリアしたので、剛性はありますがロングライドにも向いています。

まあ剛性とかそんなことは置いといて、ホイールが無くなったような感じ。これが味わえるだけで買って良かったと思えるホイールです。他にも良いとこ沢山あるんですけど。

ロードバイク部品を海外通販で SIGMA SPORTSでマヴィックのホイールを購入

まず最初に言いたいのは、海外通販は分の良いギャンブルであるということ。不良品や手違いで注文したのと違う品が届いた際にキチンと対応してくれないことも多いようです。交換に応じなかったり、値引きで済まそうとしたり、途中で音信不通になって泣き寝入りになったり。調べるとそういう事例が結構出てきます。Wiggleは割とマシな対応のようですが、国内通販よりかはすんなりいかないことが多いようです。サイトが日本語対応のCRC(Chain Reaction Cycle)やPBK(ProBikekit)やサイクリング・エクスプレスでもトラブルの話は結構出てきます。ただモノによっては値段が国内流通価格の半額近くのものもあり、良品が来てトラブルなく取引が終わる可能性もあることから、分の良いギャンブルぐらいの感覚で利用するのがよさそうです。

ということで?今回の買い物、マヴィックのキシリウムプロSL。国内を探すと高額の売れ残りのみだったのですが、海外を探しても芳しくありません。大手のwiggleCRCはマヴィックの取り扱いをやめていたり、マヴィックの取扱いのあるサイエクやPBKでもキシリウムプロSLはもう扱っていないようです。マイナーな海外通販サイトまで手を広げて在庫は無いか?と探してみるとありました。SIGMA SPORTSというイギリスの実店舗もある通販業者。評判を調べてみるとトラブルにあった人もいる模様。とは言っても、wiggleでもどこでもトラブルの事例は探せば大抵出てくるので完璧な海外通販サイトを探すのは不可能。以前ALX473を買った時にリムにガリ傷があって交換してもらったこともあり(ALX473は国内正規品だったのですんなりでしたが)、今回もそういうことになったらどうしよう?とちょっと頭をよぎります。ただ値段は77600円(送料込み79000円+関税)と安い。国内価格と比べると2/3程度、一つ下のグレードのキシリウムエリートと同じぐらい。これだけ安いなら分のよいギャンブルだろうということになりました。最悪、前輪か後輪どっちか使えればいいや的な。リムが凹んだのは前輪、できれば前輪だけは使える品であってほしいんですけど。

購入の時に気を付けなければいけないのは関税の支払い方法。事前に支払うか受け取りの時に支払うかなのですが、大抵は受け取りの時に支払う指定にした方が安くなります。

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Prepay \7046 for duties, taxes and fees now to gurante no additionl cahrges on delivery.を選択した場合。(事前に7046円支払っておけば追加で何も請求されませんよ)

f:id:merida80:20181014110054p:plainI will pay all applicable duties, taxes and fees on delivery.を選択した場合。78330円に関税がかかることになります。

念の為、受け取りで払う金額がどのぐらいになるのか計算してみます。本体価格*0.6*0.08でよいようなので、(77600-670クーポン)*0.6*0.8=3692.64円。実際には関税3500円+立替納税手数料(消費税込)1080円で4580円だったのですが、事前に支払う7046円より安くなりました。

2/3に注文して2/5に発送連絡、2/9に届きました。思ったより早かった。そしてドキドキしながら開梱して届いたホイールをチェックしてみると・・・キズ一つない良品です。どうやらギャンブルに勝ってしまったようです。こうして総額82910円でマヴィックキシリウムプロSL購入となりました。SIGMA SPORTS、納期は結構早いですね。ただ調べるとトラブルもあるようなので、自分の一度の経験だけで良い業者と言うことはできなさそうです。まあ前述の通りWiggleだろうとどこでもトラブル事例はあるので、国内と価格差があれば海外通販は分の良いギャンブルと言うことで。

 

※現在SIGMA SPORTSもマヴィックの日本への出荷は取りやめているようです。海外通販でマヴィックならBIKE24、CRC、サイエクあたりが日本への出荷取扱い有り。

次期普段使いホイール選定 その3 アルミクリンチャーホイール比較

色々考えた割にはアルミクリンチャーと言う平凡な選択になったわけですが、ALX473よりワンランク上のものをということで、軽いもしくは高級ホイールと言われているものをまずピックアップ。また、ALX473を買った時は平坦巡航な気分だったのですが、今はヒルクライムな気分なので軽量なナローリム(C15)のアルミクリンチャーホイールを比較検討していきます。まず気になったホイールの一覧を。

メーカー 型番 重量 リム高
シマノ WH-R9100 C24 1435g 24/24
LIGHTNING ALPINE RA24CLT 1330g 22/23
のむラボ のむラボホイール5号 1380g 22/22
Campagnolo シャマル ミレ 1425g 26/30
Campagnolo シャマル ウルトラ 1464g 25/30
Fulcrum レーシングゼロ 1438g 25/30
Fulcrum レーシングゼロ ナイト 1428g 25/30
Mavic R-SYS SL 1295g 22/25
Mavic R-SYS SLR 1295g 24/26
Mavic キシリウム プロ SL 1395g 24/26
Mavic キシリウム プロ エグザリット SL 1355g 24/26

まず目が行くのはマヴィックのR-SYS。とにかく軽いのが欲しい。しかし前輪の丸型中空のカーボンスポークは重量面では有利だけど、空力面ではイマイチな模様。山が好きと言っても山までの平坦もあるし荒サイも走る。平坦巡航も有利なホイールの方がいいのかなと思い始めました。

重量面で次に目が行くのはアルパインのライトニング。これはシルバー限定モデルがメチャかっこいいし、TCR AD0改には銀輪がよく似合う。これにしようか?しかし首折れスポークなんですよね。ALXよりワンランク上、ストレートスポークのホイールを履いてみたい。ということでのむラボホイール5号と共に候補から外れました。

次に軽いのはキシリウムプロエグザリットSL。リムのエグザリット加工、ブレーキの効きが優れてるのは良い。でも鉄下駄やALX473でやっていたようにピカールでリムをメンテしたりはできないし、やっぱり傷はついてしまう時はついてしまうらしい。レーゼロナイト(PEOプラズマ酸化電解処理)やシャマルミレ(プラズマ酸化電解処理)よりはマヴィックのエグザリットは傷付きにくいらしいんですけど。普段履きで使い倒すにはちょっと向かないのかなと思いました。

で、最終的に決まったのはマヴィックのキシリウムプロSL。重さもリムテープ込みALX473と比べれば軽そうだし、見た目も気に入りました。ISM 4D加工がメチャメチャかっこいい。シャマルもレーゼロもスポーク部分がボコっと角張って盛り上がっているのに比べて、ISM 4D加工のキシリウムは滑らか。その滑らかさでシルバーのリム面が波打ったように目立って、アルミを頑張って切削加工してやったゼ!という感じが黒リムより前面に出ているんですよね。黄色スポークが一本入っているのも中々お洒落です。R-SYSと後輪は共通、前輪がきしめん状のアルミスポークなので平坦巡航も悪くなさそうだし、輪行の時も気を使わなそうなのも良い。レーゼロほど固くなくロングライド向けなのも決め手でした。デュラエースC24とも迷ったのですが、マヴィックのオールラウンドなナローリムは無くなりそうなので今のうちに履いておくのがいいかなというのもありました。

決まったら善は急げということで探してみたのですが、2017年で型落ちになってしまったようで国内には中々在庫がありません。あっても安売りはもう済んでしまって高額の売れ残りのみ。ということで、海外通販を利用してみることにしました。(つづく)

次期普段使いホイール選定 その2 アルミクリンチャー vs カーボンクリンチャー

クリンチャーにしようというのは決まったのですが、迷ったのがアルミにするかカーボンにするのか。とりあえず一般的な特徴を比較してみます。

重量
カーボン>アルミ

エアロ性能
カーボン>アルミ

ブレーキ性能
アルミ>カーボン

ブレーキ耐久性
アルミ>カーボン

・・・結論から言うとアルミクリンチャーにすることにしました。理由はクリンチャーかチューブレスかチューブラーか比較検討した時と同じ。ロングライド好きだし、家まで帰還できるのが一番大事。多少天気が悪くても乗ってしまうし、見通しが悪いコーナーが多かったり路面が悪かったりで気持ちよく下れない峠にも行くんですよね。または天候のせいで普段は下りでブレーキングが殆どいらない峠も、ブレーキングを多用しなければならなくなることもある。カーボンクリンチャーはリムの温度が上がりやすく、その熱がチューブに伝わってパンクを引き起こしたり、またはリム自体がダメージを負うこともあるということで、気を使わなくて済むアルミクリンチャーホイールにすることにしました。(つづく)

次期普段使いホイール選定 その1 クリンチャー vs チューブレス vs チューブラー

200kmブルベを走り終えての帰り道。どっぷりと日は暮れて夜の道を家路について走っていました。見慣れた風景、もう家は目と鼻の先だ。そう思ったら急にテンションが上がってきて、残りの全力を使ってダンシングでフル加速。このまま家まで行ったるゼ!そう思った瞬間、ガコッっと前輪に衝撃。崩れるバランス。うわわ危ない!と立て直して何とか事なきを得ましたが、前輪はパンク。そういや暗くて見えにくかったけどこの辺には反射板があったわと反省しつつ、そのまま自転車を押して帰宅したのでありました。

帰宅して前輪を確認すると、リムの片側の一部がが若干凹んでいるのを確認。やっちまいました。パンク修理して走ってみると別に普通に走れるけど、若干ブレーキにひっかかりがある。ALX473の名誉の為に言っておくと、リムの強度が無いとかそういうことではないです。ダンシングでフル加速を始めて車体を傾けた直後、前輪に割と荷重がかかった状態で思いっきり反射板に乗っかってしまった。恐らくリムの片方にだけ反射板の出っ張りがぶつかってしまったのでしょう。それまで車体直立で通常の前後加重配分で今まで凸凹踏んだり段差超えたりしても何ともありませんでした。完全に自分の不注意。というか何であのタイミングで全力ダンシングしようと思ったのだろう? アホですな。まあそんなわけで気に入っていたALX473なのですが、気持ちよくブレーキングできないし、スピードが出る時もあるし命を預ける乗り物なので新しいホイールを買うことにしました。

以前迷った同価格帯のゾンダやRS81やレー3あたりも考えたのですが、どうせならALX473より軽いのが良い。とか考えつつ色々物色していたら、チューブレスやチューブラーという選択肢も出てきました。まずクリンチャーにするのか、チューブレスにするのか、チューブラーにするのかについて考えてみます。


まず、転がり抵抗・重量・乗り心地・パンクしにくさの比較。

転がり抵抗の少なさ
クリンチャー(軽量チューブ)>チューブレス>チューブラー>クリンチャー(一般的なチューブ)

重量面のアドバンテージ
チューブラー(シーラント無し)>チューブレス(シーラント無し)>クリンチャー>(シーラント有り)

乗り心地
チューブレス>チューブラー>クリンチャー

パンクしにくさ
チューブレス>チューブラー>クリンチャー


続いて、それぞれの特徴など。

・クリンチャー
チューブを入れ替えるだけでパンク修理可能。
パッチでパンク・タイヤ共にパンク修理可能。

・チューブレス
ビードを上げるのが大変。
(マヴィックのUSTは動画で見る限り慣れれば簡単?)
上手く取り付けないと空気漏れしやすい。 シーラント使用で防げそう。
チューブを入れてのパンク修理も可能。パッチでの修理も可能。

・チューブラー
予めタイヤを伸ばしておいたり、スペアタイヤを嵌めにくいコンチネンタル以外にすれば外での交換もできそう。
パンクしてもすぐには空気は抜けない。
致命的な破裂でなければクイックショットなどでパンク応急措置可能。


・・・結論から言ってしまうとクリンチャーにすることにしました。決め手はロングライド好きだし、家まで帰還できるのが一番大事。クリンチャーならスペアチューブだけでなくパッチの枚数分だけ何度も修理できて、修理も簡単。慣れればチューブレスやチューブラーのパンク修理も簡単と言いますが、仮に慣れたとしてもその辺で普段使いはクリンチャーが良いと思いました。まあ2万km走って一日に二度パンクしたのは2回だけで、チューブレスやチューブラーならクリンチャーよりパンクしにくい事も考えれば一日二度は滅多にパンクしないとは思うんですけどね。でも万が一、それがPBPの時だったら悔やみきれません。

重量面も普段使いと言う観点からすればパンク防止にシーラントは入れるわけですが、この時点でクリンチャー(いま普段使いしているのは軽量ブチルチューブ)の方が軽い。加えて携行するスペアタイヤとスペアチューブの重量差も考えれば更にクリンチャー優位。

というわけでクリンチャーに決定したわけですが、クリンチャーホイールの何にしよう? (つづく)