次期普段使いホイール選定 その3 アルミクリンチャーホイール比較

色々考えた割にはアルミクリンチャーと言う平凡な選択になったわけですが、ALX473よりワンランク上のものをということで、軽いもしくは高級ホイールと言われているものをまずピックアップ。また、ALX473を買った時は平坦巡航な気分だったのですが、今はヒルクライムな気分なので軽量なナローリム(C15)のアルミクリンチャーホイールを比較検討していきます。まず気になったホイールの一覧を。

メーカー 型番 重量 リム高
シマノ WH-R9100 C24 1435g 24/24
LIGHTNING ALPINE RA24CLT 1330g 22/23
のむラボ のむラボホイール5号 1380g 22/22
Campagnolo シャマル ミレ 1425g 26/30
Campagnolo シャマル ウルトラ 1464g 25/30
Fulcrum レーシングゼロ 1438g 25/30
Fulcrum レーシングゼロ ナイト 1428g 25/30
Mavic R-SYS SL 1295g 22/25
Mavic R-SYS SLR 1295g 24/26
Mavic Ksyrium Pro SL 1395g 24/26
Mavic Ksyrium Pro Exalith SL 1355g 24/26

まず目が行くのはマヴィックのR-SYS。とにかく軽いのが欲しい。しかし前輪の丸型中空のカーボンスポークは重量面では有利だけど、空力面ではイマイチな模様。山が好きと言っても山までの平坦もあるし荒サイも走る。平坦巡航も有利なホイールの方がいいのかなと思い始めました。

重量面で次に目が行くのはアルパインのライトニング。これはシルバー限定モデルがメチャかっこいいし、TCR AD0改には銀輪がよく似合う。これにしようか?しかし首折れスポークなんですよね。ALXよりワンランク上、ストレートスポークのホイールを履いてみたい。ということでのむラボホイール5号と共に候補から外れました。

次に軽いのはキシリウムプロエグザリットSL。リムのエグザリット加工、ブレーキの効きが優れてるのは良い。でも鉄下駄やALX473でやっていたようにピカールでリムをメンテしたりはできないし、やっぱり傷はついてしまう時はついてしまうらしい。レーゼロナイト(PEOプラズマ酸化電解処理)やシャマルミレ(プラズマ酸化電解処理)よりはマヴィックのエグザリットは傷付きにくいらしいんですけど。普段履きで使い倒すにはちょっと向かないのかなと思いました。

で、最終的に決まったのはマヴィックのキシリウムプロSL。重さもリムテープ込みALX473と比べれば軽そうだし、見た目も気に入りました。ISM 4D加工がメチャメチャかっこいい。シャマルもレーゼロもスポーク部分がボコっと角張って盛り上がっているのに比べて、ISM 4D加工のキシリウムは滑らか。その滑らかさでシルバーのリム面が波打ったように目立って、アルミを頑張って切削加工してやったゼ!という感じが黒リムより前面に出ているんですよね。黄色スポークが一本入っているのも中々お洒落です。R-SYSと後輪は共通、前輪がきしめん状のアルミスポークなので平坦巡航も悪くなさそうだし、輪行の時も気を使わなそうなのも良い。レーゼロほど固くなくロングライド向けなのも決め手でした。デュラエースC24とも迷ったのですが、マヴィックのオールラウンドなナローリムは無くなりそうなので今のうちに履いておくのがいいかなというのもありました。

決まったら善は急げということで探してみたのですが、2017年で型落ちになってしまったようで国内には中々在庫がありません。あっても安売りはもう済んでしまって高額の売れ残りのみ。ということで、海外通販を利用してみることにしました。(つづく)

次期普段使いホイール選定 その2 アルミクリンチャー vs カーボンクリンチャー

クリンチャーにしようというのは決まったのですが、迷ったのがアルミにするかカーボンにするのか。とりあえず一般的な特徴を比較してみます。

重量
カーボン>アルミ

エアロ性能
カーボン>アルミ

ブレーキ性能
アルミ>カーボン

ブレーキ耐久性
アルミ>カーボン

・・・結論から言うとアルミクリンチャーにすることにしました。理由はクリンチャーかチューブレスかチューブラーか比較検討した時と同じ。ロングライド好きだし、家まで帰還できるのが一番大事。多少天気が悪くても乗ってしまうし、見通しが悪いコーナーが多かったり路面が悪かったりで気持ちよく下れない峠にも行くんですよね。または天候のせいで普段は下りでブレーキングが殆どいらない峠も、ブレーキングを多用しなければならなくなることもある。カーボンクリンチャーはリムの温度が上がりやすく、その熱がチューブに伝わってパンクを引き起こしたり、またはリム自体がダメージを負うこともあるということで、気を使わなくて済むアルミクリンチャーホイールにすることにしました。(つづく)

次期普段使いホイール選定 その1 クリンチャー vs チューブレス vs チューブラー

200kmブルベを走り終えての帰り道。どっぷりと日は暮れて夜の道を家路について走っていました。見慣れた風景、もう家は目と鼻の先だ。そう思ったら急にテンションが上がってきて、残りの全力を使ってダンシングでフル加速。このまま家まで行ったるゼ!そう思った瞬間、ガコッっと前輪に衝撃。崩れるバランス。うわわ危ない!と立て直して何とか事なきを得ましたが、前輪はパンク。そういや暗くて見えにくかったけどこの辺には反射板があったわと反省しつつ、そのまま自転車を押して帰宅したのでありました。

帰宅して前輪を確認すると、リムの片側の一部がが若干凹んでいるのを確認。やっちまいました。パンク修理して走ってみると別に普通に走れるけど、若干ブレーキにひっかかりがある。ALX473の名誉の為に言っておくと、リムの強度が無いとかそういうことではないです。ダンシングでフル加速を始めて車体を傾けた直後、前輪に割と荷重がかかった状態で思いっきり反射板に乗っかってしまった。恐らくリムの片方にだけ反射板の出っ張りがぶつかってしまったのでしょう。それまで車体直立で通常の前後加重配分で今まで凸凹踏んだり段差超えたりしても何ともありませんでした。完全に自分の不注意。というか何であのタイミングで全力ダンシングしようと思ったのだろう? アホですな。まあそんなわけで気に入っていたALX473なのですが、気持ちよくブレーキングできないし、スピードが出る時もあるし命を預ける乗り物なので新しいホイールを買うことにしました。

以前迷った同価格帯のゾンダやRS81やレー3あたりも考えたのですが、どうせならALX473より軽いのが良い。とか考えつつ色々物色していたら、チューブレスやチューブラーという選択肢も出てきました。まずクリンチャーにするのか、チューブレスにするのか、チューブラーにするのかについて考えてみます。


まず、転がり抵抗・重量・乗り心地・パンクしにくさの比較。

転がり抵抗の少なさ
クリンチャー(軽量チューブ)>チューブレス>チューブラー>クリンチャー(一般的なチューブ)

重量面のアドバンテージ
チューブラー(シーラント無し)>チューブレス(シーラント無し)>クリンチャー>(シーラント有り)

乗り心地
チューブレス>チューブラー>クリンチャー

パンクしにくさ
チューブレス>チューブラー>クリンチャー


続いて、それぞれの特徴など。

・クリンチャー
チューブを入れ替えるだけでパンク修理可能。
パッチでパンク・タイヤ共にパンク修理可能。

・チューブレス
ビードを上げるのが大変。
(マヴィックのUSTは動画で見る限り慣れれば簡単?)
上手く取り付けないと空気漏れしやすい。 シーラント使用で防げそう。
チューブを入れてのパンク修理も可能。パッチでの修理も可能。

・チューブラー
予めタイヤを伸ばしておいたり、スペアタイヤを嵌めにくいコンチネンタル以外にすれば外での交換もできそう。
パンクしてもすぐには空気は抜けない。
致命的な破裂でなければクイックショットなどでパンク応急措置可能。


・・・結論から言ってしまうとクリンチャーにすることにしました。決め手はロングライド好きだし、家まで帰還できるのが一番大事。クリンチャーならスペアチューブだけでなくパッチの枚数分だけ何度も修理できて、修理も簡単。慣れればチューブレスやチューブラーのパンク修理も簡単と言いますが、仮に慣れたとしてもその辺で普段使いはクリンチャーが良いと思いました。まあ2万km走って一日に二度パンクしたのは2回だけで、チューブレスやチューブラーならクリンチャーよりパンクしにくい事も考えれば一日二度は滅多にパンクしないとは思うんですけどね。でも万が一、それがPBPの時だったら悔やみきれません。

重量面も普段使いと言う観点からすればパンク防止にシーラントは入れるわけですが、この時点でクリンチャー(いま普段使いしているのは軽量ブチルチューブ)の方が軽い。加えて携行するスペアタイヤとスペアチューブの重量差も考えれば更にクリンチャー優位。

というわけでクリンチャーに決定したわけですが、クリンチャーホイールの何にしよう? (つづく)

GIANT TCR ADVANCED 0改 (2012年モデル・電動⇒R9100機械式デュラエース化) ファーストインプレッション

さて色々吟味してパーツを選んで、行き当たりばったりで何とか組み上げたTCR AD0改のインプレです。

まず、普通に動くことに感動!自分でゼロから組んだロードバイクが動くって何とも言えないものがあります。そしてアルミエントリーバイクのメリダRIDE80からカーボンフレームのロードバイクTCR AD0改に乗り換えてまず思ったのは、『細い!』ってこと。細いってどういうことかと言うと、何か軽くて薄い木の板を立てた状態の上に乗ってるような感じなんですよね。それまでのRIDE80はママチャリよりは軽いんですが、良くも悪くもママチャリの延長線上であったように思えます。金属の塊の上、太い金属の棒の上に乗っている感じ。太さがありました。それが薄い木を立てた状態の上に乗っている細い感じに変わって、軽いからか少し漕げばスムーズにスーっと進んでいく。2kg軽くなったハズなので軽さに期待していたわけですが、軽いよりもとにかく『細い』って思いました。この独特の線の細い何かに乗っている感じ、アルミとカーボンの素材の違いというより作りの違いもあるのかもしれません。後でアルミのハイエンドフレームのTCR SLRに乗った時はカーボン寄りの細さが感じられました。ともかくちょっと軽くなるぐらいの違いかなと思ってたので、この細さは最初はビックリしましたね。この『細い』って表現、読む人に伝わるのか不安(笑)ですが、上から見て細いってことです。最初は軽さと細さに驚き&戸惑いました。

そしてもう一つの驚きが9100デュラエースの変速性能。まずフロントが普通に変速する嬉しさ。2400クラリス+FSAクランクはどう調整しても変速に不安があり、チェーン落ちしたりアウターに上げるのに手間取ると面倒だからアウターのまま押し切るみたいな乗り方をしてしまうことも多かったです(恐らく2400クラリスの問題というよりクランクがFSAでシマノでないのが原因?)。9100デュラエースは6700kmまでノーミス、13000km走った今でもチェーン落ちはその一度だけ。インナーからアウターへの変速時も気持ちよくチェーンが乗ってくれます。デュラエースにしたのは軽さ以外にもRIDE80で不満だった変速性能をどうにかしたいというのがあったのですが、これは大大大大大満足。気を使わずストレスなく変速できるって素晴らしい。

リアの変速も凄い。レバーを操作する前に変速が終わってるんですよね。そんなわけあるかって感じですが、オマエはもう変速しているなんですよ。まあ冗談ではなく、デュラ以外でもSTIレバーをユックリ操作してみるとカチっと言う前に変速するわけですが、ストロークが短いのでレバー操作する前に変速しているように感じてしまうのでしょうね。2段、3段落としも速い。リアに関しては2400クラリスでも何の不満も無いというか2400クラリスでもスゲェ!と思ったぐらいなので、それ以上のものがあったのかーと感心しました。

F/Rディレイラーの変速性能を分かりにくい例えをしてしまうと2400クラリスのギアはバイクで言えばグニャグニャして入りも悪いスズキ、9100デュラはカチカチ入るホンダ。ホンダの中でも特にシフトが素晴らしいNSRです。分かりにくい例えする意味あるの?って感じですが(笑)、精密機械って感じでサクサク決まります。

クランク。これは特に何も感じませんでした。言われてみればデュラ軽いかも&ウイッシュボーンのセラミックBBのせいか若干滑らかかな?ってぐらい。事前に調べた情報では固すぎて初心者には脚が負けて疲れる等々ってのも見かけるのですが、いきなりデュラエースでも個人的には大丈夫だと思います。組みあがって試走した翌日に200kmブルベ行ってきましたが全然OK。むしろフロントの正確無比な変速性能に貢献しているだろうし、初心者こそ金銭的余裕があればデュラエースをお勧めします。

乗り心地。これは大きく変わりました。めちゃめちゃお尻に優しい!24Tと柔らかめのカーボンだからか、シートポストのせいもあるかもしれませんが、乗り心地は本当に良くなりました。お尻が全然痛くならない。カーボンも固いものは乗り心地が悪い話も聞くので、ロングライドも考えて柔らかめのカーボンフレームにしたのは大正解でした。ちなみに600kmブルベもTCR ADフレーム+スペシャライズドのPower Ark Expertサドルでクリアしました。

ビンディングペダル。スピードプレイのウルトラライトアクションにしたわけですが、裏表がない&軽い力で付け外しが可能で扱いやすく正解でした。それでも立ちゴケはありましたが(笑)。フラットペダルからスピードプレイでシマノは使ったことないから、シマノとの比較はできません。

パーツは集まってても、見た目はRIDE80の方が気に入ってたこともあったり面倒だったりで数か月放置してたりしましたが、こんなに良いならもっと早く組んどけばって感じですね。良いバイクに仕上がりました。

ALEXRIMS ALX473 7000km長期乗り込みインプレ

ファーストインプレッションは、

こんな感じだったのですが、その後7000km(正確には7343.1km)乗ってからのインプレ。

 まず剛性について。手持ちの他のホイール(RIDE80ノーマル鉄下駄・マヴィックキシリウムプロSL・ICANチューブラー35mm)の中では一番柔らかいけど、悪い方向で気になるレベルの柔らかさではないです。ダンシングでも剛性が問題で力が極端に逃げたりはしない。キシリウムプロSLと比べればそりゃしっかりしてない感はありますが。余談ですが無印のALX473でそんな感じなので、現行のハブフランジが大径化して横方向の剛性が増したALX473 EVOならまず問題ないんじゃないかと思います。柔らかいというよりウィップ感があるぐらいでしょうね。ALX473の次のホイールはキシリウムプロSLしたのですが、同じ踏み方をするとすぐに足が痛くなって、踏むより回すぺダリングに変えたら痛みはなくなりました。柔らかいALX473の時の方が踏んでいたようです。乗り方で対応できるぐらいの違いですが、一応ALX473はロングライド向けとも言えます。

耐久性は特に問題なし。7000km超えてもノーメンテでフレ等ありません。フリーもノーメンテで渋くなったりもなく、普通に回ります。

高級ホイールにあるような、ホイールが無くなったかのような感じはないです。確かにそこにホイールがあります。ただ、値段を考えると17Cワイドリムでリムハイト30mmでこの重量って十分だとは思いますが。

チューブレスレディなわけですが、それ程タイヤを嵌めにくいわけではありません。一部チューブレスレディなホイールではクリンチャー専用と比べてタイヤが嵌めにくいという話も聞きますがALX473は問題なし。クリンチャー専用と比べれば、ほんの少し嵌めにくいかな程度。出先でパンクしても割とサクッとチューブ交換できます。

総評としては、この価格帯で軽いアルミホイールで考えているけど、リムハイトもチョイ欲しいみたいな場合は良い選択肢なんじゃないかと。見た目も爽やかでカッコいいですし。個人的には買って良かったホイール。

ちなみにマヴィックのキシリウムプロSLに変えてしまった理由は自分の不注意でフロントのリムをダメにしてしまったからで、何もなければずっと使い続けていたでしょうね。高級アルミホイールの乗り味を知ってしまった今は、もうちょっと頑張ってしまうのがお勧めと言いたい気もするんですけど、そんなことを言い始めたらフレームもコンポもホイールも全部ハイエンドが良いですよって話になってしまう。段階を踏むことで違いを楽しむこともできるし、とりあえず鉄下駄の重量面のネガは解消できて値段の手頃なこの辺の価格帯のホイールを買うのは悪くない選択。1400g前後レベルだと、ハイエンドのアルミホイールと比べても重量面は遜色無し。主要ライバル勢のゾンダ・レー3・RS81との比較は乗ったことないので何とも言えませんが、どれも悪い噂は聞かないです。この辺で迷っているならば、もう直感で決めてしまっていいんじゃないかと。

2018/9 月間走行距離

f:id:merida80:20180930220819p:plain

f:id:merida80:20180930220836p:plain

距離1733㎞、高度17015m。200km超のライドが一度、あと白石峠を3日で10回登ったりしました(初日1回・二日目6回・三日目3回)。2000kmいきませんでしたが高度はまあまあ登ったか。

10月は奥多摩HINOHARAステージ、11月頭にツールド沖縄。10月はレース前に調整しつつなので距離は追い求めず、疲労を残しすぎずオーバーワークで肉離れとかは絶対ダメ、でもレースに向けてコンディションはあげていきたい。なんか難しいなあ。

ロードバイク組み立て その17 ~お会計など~

勢いで始めてしまった自分でバラ完、きっかけは軽いバイクに乗りたい⇒軽さ重視ならコンポはデュラエース⇒でもデュラエースの完成車って割高だぞって思ったことでした(その1その3)。本当にバラ完で安くできたのか?ということでお会計編。

まずは追加で買ったパーツ。

フレーム GIANT TCR ADVANCED 0 (2012) 70600
フレームパーツ GIANT純正 1400
コンポーネント デュラエース
ST-R9100 FD-R9100 RD-R9100
67580
クランク デュラエース FC-R9100
167.5mm 50×34
44280
スプロケット CS-R9100-11-30 20980
チェーン CN-HG901-11s-116L-Q 4255
ペダル SPEED PLAY ULTRA LIGHT ACTION 16724
チェーンキャッチャー TNI ボディーガード コンパクト用(92mm) 1761
バーテープ Lizard Skins DSP2.5 スカイブルー 3827
ケーブル固定テープ DIXNA(ディズナ) ケーブルストッパーテープ 1620
保護テープ 3M スコッチ 表面保護用テープ #331 50mm×32m 1400
合計 233027

フレーム以外は新品を購入、送料込。実際はヤフオクのポイントバックなどがあるので21万円いってないと思います。

 

次に追加で買った工具。

シマノ TL-FC36 ホローテックII BBユニット取付工具 2745
シマノ クランク取付工具 TL-FC16 177
シマノ プレミアムグリス 100g 1348
PWT ヘックス ビットソケットセット
差込角 3/8インチ 9.5mm IBS38HSET
1180
PWT ハイトルク
ホローテックII/SM-BB9000/SM-BBR60用
BBレンチセット BB03GSET
2038
PWT チェーンフック CH207 398
藤原産業 SK11 デジタルトルクレンチ SDT3-060 10400
BIKE HAND YC-501A/YC-126-2A SET
シマノ(ロックリング)スプロケット
取り付け/取り外しセット
1790
BIKE HAND YC-335CO ミッシングリンク
スターリンクツール
640
TOPEAK ミニ 18+ (チェーンカッター) 3024
ツノダ WC200 TTC KingTTC 専用工具
ワイヤーロープカッター
1934
合計 25674

 

 最後に元々持っていて流用したパーツ。

サドル スペシャライズド Power Arc Expert 15390
ホイール ALEXRIMS ALX473 42228
ブレーキ シマノ BR-6800 9500
タイヤ ピレリ P ZERO VELO 4S ×2本 13100
チューブ MAXXIS Welterweight Tube 仏48mm 1404
合計 81622

 

・・・追加で買ったパーツ+工具で258701円、元々持ってたパーツも合わせると全部で340323円かかってました。ちなみに完成したバイクの重量を量ってみると、ペダル抜きのカタログ的な重量は7.0kg。

追加でかかった金額は26万円弱ですが、もし乗り換えだとするとアルテ組の完成車に手が届くか届かないかぐらいでデュラエースは厳しそうなので、まあ安かったのかなと。

もし何もなくて1台目からバラ完したとするとかかった金額は34万円。このくらいの金額で完成車であればアルテ組で選択肢は多いし、トータルパッケージとしてはまとまっていてコスパが良いものが多い。例えばGIANTのTCR ADVANCED PROは実売30万円で42mmハイトのカーボンホイールが入っていて7.1kg。もしカスタム禁止で35万円以下のバイクみたいなレギュレーションであれば、もうこれ買えばいいでしょというぐらい。

だがしかし!この価格帯のアルテ組の完成車って、全てがハイエンドから2つ目のグレードで組まれているんですよね。後々のアップグレードを考えると、フレームもコンポもホイールも何も残らないパターンも有り得ます。その点、自分のTCR ADVANCED 0改はコンポだけは残ります。実はこの後ホイールはアップグレードして、フレームも恐らくアップグレードすることになりそうで一応狙い通り(?)になっていたり。

金額的なことは置いといても、自分でゼロから組んだマシンって愛着も湧くし、ロードバイクの仕組みも一通り分かったのでやってよかったと思いました。組んで最初の一踏みとか、組んで最初のシフト操作してシフトチェンジした時とか、おっ!動く!!って感動の瞬間もよかったですね。また機会があれば組みたいです。