ロードバイク組み立て その1 ~フレーム選定編~

初めてロードバイクに乗った時に感動したのは軽さ。ママチャリとは全然違う!しかしそんなロードバイクも、やっぱり坂となると重い。もちろんママチャリよりは軽く登るんだけど、やっぱり重い。加えて、どうも僕は坂が苦手な模様。これはもう道具でカバーするしかないと言うか、道具をそれなりにしてあとは人間でどうにかするしかないんだ~と追い込むしかないと言うか、どっちにしろ軽いバイクに乗りたいという思いが強くなってきた。格好なんてどうでもいいから、とにかく軽いバイクに乗りたい!

まず完成車。軽さ重視でコンポがデュラエースのものを調べてみると、とにかく割高。105あたりまでならフレーム+コンポの値段プラスαで妥当な値付けなのだけど、完成車はアルテグラ以上になると利幅が大きく設定されているようでフレーム+コンポの値段に比べて不当に高い。特にデュラエースの車両はフレーム+コンポの値段に比べて高すぎるものばかり。ホイールはALX473があるし、これはもう自分でパーツを買い集めてロードバイクを組み立てる・・・所謂『バラ完』を自力でしてみようかなという気になりました。

フレームを何にするか。最初に行きついたのは中華フレーム。絶対買わない方が良いような信頼性の低い中華フレームもあるみたいだけど、有名ブランドのOEMを手掛けているようなところはある程度の信頼性がありそう。値段も5~7万ぐらいでフレーム重量が1000gを切る、メーカー製ならエントリー~ミドルグレードぐらいのカーボンフレームが手に入る。中でもTop FireというメーカーのFM-R869というフレームは、元々Top Fireが設計したものをDEROSAがSUPERKINGとして販売しているらしく安全性も問題なさそう。重量も実測930gと軽い。これ以上の軽さとなるとメーカー製のハイエンドを狙うしかなく、30~40万で重量は700g前後。取り敢えずはFM-R869でいいかなと思いました。DEROSAのSUPERKINGは定価314000円、割引で20万前後で売っているフレームですが、Top FireのFM-R869は7万円以下。

そんなこんなでほぼ決定しかけてたところで何となくヤフオクを眺めていると、メーカー製の中古も意外と安い。中古メーカー製フレームはどんな使われ方をしてたのか分からないわけで新品中華フレームとはまた違ったリスクはあるけど、メリダジャイアントなど不人気メーカー(笑)だったり、マイナーメーカー(フォンドリエスト、ニールプライドなど)であれば新品中華カーボンと変わらない値段で落札できそう。どうしようかなとオークション眺めていると、ちょうど自分にあったサイズの、そこそこ程度の良さそうなメーカー製のフレームを発見。見た目は全く好みじゃないというかダサいと思うぐらいだけど、このモデルについて調べてみると素性はよさそう。何となく入札してみると・・・そのまま落札できてしまいました。落札価格は中華カーボンと変わらない7万円。(つづく)