ロードバイク組み立て その10 ~バーテープの巻き方~

色々流派があるようですが、リザードスキンのDSP2.5にはブラケットテープ用に切ったバーテープが付属しているので、ブラケットテープを使うやり方で巻くことにしました。あとは割とスタンダード?な巻き方かもしれません。

・ベタ付きを取る
これは配線前のポジション決めの時にやったことなのですが、パーツクリーナーでベト付きを取って綺麗にしました。

・下ハン部分を巻く時は上を通る時に内側へ向かって、上ハン部分は上を通る時に車体後ろ方向へ向かって巻く。
この方向で巻いた方がハンドルに力を入れた時にズレにくいようです。と言いつつ、右側間違えました(笑)。バーテープ裏表同士のグリップ力のあるバーテープなら逆巻きでも大丈夫そうな気はしますが、敢えて逆巻きにする必要もないですね。ちなみに乗っていたら左は上ハンの角、右は下ハン部分がズレて後で巻き直しました。

・力の入る部分はズレやすい
上ハンの角、下ハンの握るあたりの力が入る部分は徐々にズレやすいです。というか、ズレて巻きなおしました。

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赤丸部分。このあたりはバーテープ同士の重なりを気持ち多めにするか、或いはこの部分でズレない程度の重なりを基準に全体を巻くといいかも。ちなみに巻き方は右が間違いで左が正解。

・ブラケットテープを使う
ブラケットテープが付属していたので、折角なので使いました。使わない流派もあるようですが、使うと割と簡単にハンドルやSTIが露出せず巻けました。

・納得いかなかったらやり直す
使っているバーテープの種類や配線の時に巻いたテープの種類にもよると思いますが、リザードスキンズのDSPとディズナのケーブルストッパーテープの組み合わせではやり直しができます。一度組みあがって乗った後、納得いかないことがあったりで結局3~4度ほど巻きなおしましたが問題なし。バーテープの裏にも軽い粘着力のあるテープが付いているのですが、このテープの粘着力ではなく重なったバーテープ同士がグリップしてハンドルに固定され巻き付いているようなので、一度巻いてしまったらやり直せないというわけではないです。エンドテープ(フィニッシュテープ)も何回かは再利用可能。リザードスキンズの場合はバーテープと同じ材質のエンドテープが付属するのでできれば利用したいところですが、再利用しすぎて粘着力が無くなったら両面テープでまた使うことができます。

・巻きすぎない
当たり前すぎて巻きすぎるヤツなんてあまりいないのかもしれないけど、自分は一度やってしまったので注意事項として(笑)。調子に乗って巻きすぎるとサイコンとかライトのブラケットを付けるスペースが少なくなります。一度やってしまって、これはダメだとエンドテープ(フィニッシュテープ)を剥がしてもう一度やり直しました。上ハンは手をのせそうな最低限だけ巻いておけばOK。ブルベ等のロングライドな人でハンドルに色々沢山付けたい場合は特に気を付けた方がいいかも。ヒルクライム用なら軽量化のためにバーテープ自体を巻かない人もいるくらいなので、重量面でも最低限巻いておくのがよさそうです。