ロードバイク組み立て その5 ~ポジション決め~

2012年型のTCR ADVANCED 0フレームはシフトやブレーキのケーブルが内装式(内蔵式?)フレーム。TCRはこのモデルからケーブルが内装式になったようです。まずフレームにケーブルを通してしまおうと思ったのですが、ケーブルを通すにはアウターチューブを先に配線しておく必要があり、アウターチューブを配線するにはSTIからハンドルにアウターチューブを這わせる必要上、先にポジションを決めておく必要があります。ポジションを決めるなら取り敢えず自転車の形にしないとということで、余っているメリダRIDE80の鉄下駄を履かせてみました。また、前回取り付けたBBはフレーム内に配線する際にBB周辺に手を入れる必要がありそうなので一旦外しました。

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  ・・・もしかして、カッコイイ? フレーム単体では何とも思わなかった(むしろダサい)のですが、自転車の形にしたら急にカッコよく見えてきました。ジャイアントはダサいとか言ってゴメンなさい。車体がシルバーだからか、銀輪の鉄下駄がよく似合います。とにかく軽くがコンセプトだったので1140gのICAN中華カーボンチューブラーホイールでも買おうかと思ってたのですが、銀輪で軽いホイールとなるとアルパインのライトニング限定モデルもいいなーとかカスタムプランの妄想も勝手に膨らんできます。

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  何気に多分フロントフォークの裏とかチェーンステーの裏に入っている水色っぽい青が差し色になっていてイイのかも。写真には写ってないけどダウンチューブの全面にも入ってます。シルバー×青って実は合う組み合わせで、motorcycleの方のバイクの世界でもよく使われていたり。

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 左:フレディ・スペンサーのホンダCB750F 左:ドカティ900SS

この差し色の水色を生かしたくなってきて、バーテープは黒にする予定を変更して水色を注文。評判が良かったのと店でサンプルを触って良さそうだったLIZARD SKINSのDSP2.5(1.8/2.5/3.2があり中間の厚み)にしてみました。メジャーリーガーがバットに使ってたりもするそうです。カッコよく見えてきたらテンションが上がってきて、面倒臭いなと思ってた作業も急速に進みはじめました。実はフレーム買って3カ月放置してました(笑)。軽ければ何でもよいんじゃ~!で組み始めましたが、やっぱりロードバイクは見た目大事ですね。

ポジション決めと言いつつ、あまりのカッコよさにTCRアド0のカッコよさばかり語ってポジションについては何も書いてませんでした。下ハンを路面と並行、ブラケットのゴムカバー上部も路面と並行にしてみました。ポジションを弄るとバーテープ巻きなおし&アウターチューブ固定もやり直す必要があるので慎重に決めた方がよさそうなのですが、乗ってみないとよく分からない感じがするので取り敢えずはこれでいってみることにします。ポジション決めの時に思ったのですが、R9100のSTIは小さいし軽いしビックリしました。使う前から凄味を醸し出すとは流石デュラエースです。(つづく)