ツール・ド・おきなわ140km参戦記 その5 ~前日編~

前日は4時に起きて始発で羽田空港へ。電車では前日にお気に入りのパン屋で買ったパンを食べつつ最後のカーボローディング。羽田発7:40の飛行機で集合時間は6:40なのですが、予定通り集合時間のちょっと前に着きました。まあ早朝なので、電車で何かあってもタクシーに乗り換えれば何とかなると思ったのですが、何もなく一安心。

BIKEPORTER PRO

 早くもクリスマスモードの空港ロビー。クリスマスプレゼントにドグマF10でも入ってるといいんですが、中身は自分のTCR ADVANCED(しかも2012年型)です。空港はツールド沖縄の人だらけで、バイクは専用カウンターで預けます。国内はサイズ制限が無いのでキャスターを付けたまま預けました。1時間前に着いていれば余裕ですね。更にカーボローディングするために空弁を買って搭乗。

富士山

窓側の席でした。富士山が綺麗です。弁当食べ終わって寝てると、ほぼ定刻通りに空港着。空港に到着後はバイク専用の手荷物カウンターでバイクを受け取ります。この時、シーコンとOS-500の人は要注意。同じような見た目だらけなので、何か目印を付けといた方がいいかもしれません。バイクポーターPROは恐らく自分だけで、特に間違えることもなさそうですが一応手荷物番号は確認して受け取り。事前に予約したレンタカー会社に連絡して迎えに来てもらいます。沖縄のレンタカー会社は空港まで送迎が付いてるところが多いです。空港着10:35、レンタカーは11:00からにしておいたのですがちょうどよかったです。

思ったより時間が早いのと、小腹が空いたので余裕ぶっこいて那覇空港近辺でカーボローディングも兼ねて何か食べておくことにします。適当に食べログで探して入った鮨 井上、ランチは特上で3000円と安いのに中々でした。しかし後で考えるとこの時間は超絶ロス、真っ直ぐ名護へ向かって受付を済ませるべきでした。

名護に着いたのは14:00ぐらい。那覇から名護まで1時間ちょっとです。指定の駐車場所になっている名護漁港に車を止め、ちょっと歩いて受付の21世紀の森体育館へ。受付の手前にブースがあるので見て回ります。

シマノ サポートカー

国際レース参加者向けと思われるシマノのサポートカー。スペアホイール デュラエース

スペアホイールはデュラエース

ツールド沖縄 サポートカー スペアホイール

これは名護ではなく翌日に140㎞スタート地点の国頭で写したものですが、一般参加者用はWH-R500とWH-RS010でした。

翌日は時間無さそうだし、またまたカーボローディングがてら参加者用の金券でソーキそばを食べながらブラブラ。こういう時間も後で考えるとロス、というかやるべきこと(受付+バイク組み立て)を先にやった方がよかった。GOKISOのブースではレースに出る人にGOKISOホイール貸し出しサービスなんてのもやっていて心揺れ動きましたが、中国三千年の歴史を信じて中華カーボンでいくことにしました。一通りブースを回って気が済んだので受付を済ませて車へ戻ろうとしますが、ここでシートポストにゼッケンを付ける必要があることに気付きます。参加者のバイクを見ると専用のステーやタイラップ、または両方使って付けています。どうせなら専用のステーがいいなあと思っていると、試走でレンタルバイクを借りたことのある沖縄輪業のブースでちょうど売っているようなので買おうとしたらエアロシートポスト用は売り切れ。しょうがないのでタイラップで付けようと、近くのホームセンターに買いに行きました。・・・って、これが間違いで、シートポストに固定する用のタイラップもしっかり3本、受付で受け取ったゼッケンの袋に入っていて買う必要はありませんでした。いろいろ時間ロスしまくりです(笑)。まあタイラップは緊急用にあれば便利なことあるので、今回は必要なかったとしても持って来ればよかったですね。

気を取り直して名護漁港でバイク組み立て。バイクが傷つかないようにと思って芝(草?)の上で組み立て始めたのですが、ここでもトラブル。ハンドルを留めているボルトのワッシャーをポロっと落としてしまいます。こんなところで落としたら見つからないから気を付けなきゃと思っていたのに落としました。

草刈りする勢いで草をかき分けかき分けやっと見つけました(この写真は草をかきわけた後です・笑)。バイク組み立てる時はパーツ落下に要注意です。芝生じゃなくてアスファルトの上の方がよかったかもしれません。バイクが組みあがり、最終チェックの試走を終えた頃には日が暮れていました。名護を出た時は18:00過ぎていたと思います。

トランポへのロードバイクの積み方

 この写真はツールド沖縄の時のではないのですが、レンタカーにバイクを積む時はダンボールを敷いて、ディレイラーを上にして横倒しにします。レンタカーだとフックがなかったりでバイクを縦に固定するタイダウン等の準備が難しいのですが、横倒しでも問題ないです。傷もつかないしシフトも狂わないです。この上に段ボールを引いてRDの位置関係に注意しながら更に一台、合計2台積むこともできます。バンか、横倒しなら高さもいれないのでワゴンタイプを借りればロードバイクを積むには十分です。BIKEPORTERの箱はシートベルトに引っ掛けて立てかけておきました。

 19時過ぎぐらいに宿に到着。名護から国頭は1時間弱ぐらいでした。途中のコンビニで水(翌日のレースで持って行くドリンクを作るのに使う)と食料を調達しておきます。遅れていると思ってチェックインして即ご飯を食べようと着席すると、ちょうと夕飯時だったようで、夕飯を摂ったのは早めぐらいでした。自分が着席後に徐々に席に座る人が増えた感じ。

ホテル国頭 夕食

ホテル国頭の夕食。正直、安い宿を選んだわけだし全く期待してなかったのですが量も十分で美味しかったです。ご飯はおかわりもできたのですが、宿の飯がイマイチだった時用にスパムおにぎりなど買っていたのでおかわりはやめました。ツールド沖縄シーズンなら国頭近辺の宿は黙っていても満室なので別に美味い飯を出さなくてもよいわけですが、予想外に夕食が充実していてなんだか感動。この宿も含めてですが、走りに来た人を歓迎してくれている雰囲気があるのがツールド沖縄のよいところです。ちなみに部屋はトイレとシャワーのみの浴室がつながっていて、シャワーを浴びるとトイレの方まで水が流れると言うワイルドな作り。シャワーを浴びるとトイレの方まで水浸しになって乾かないので、トイレに行く度に足が濡れるワイルド仕様です。この辺は値段相応でしょうがないですね。ちなみにオクマリゾートに泊まった人と話したのですが、オクマリゾートは“ちょっといいラブホ”みたいな雰囲気で、プライベートでも来たいぐらいな感じだとか。どこに泊まっても2人組や4人組でない限り相部屋になるようです。自分は何故か一人キャンセルになったとかで一人で気兼ねなく使うことができました。食事の後はホテルでハサミを借りて計測器やゼッケンのタイラップを切ったり、ゼッケンをジャージに付けたり、スタート地点まで持って行く荷物の仕分けをしたりしました。ハサミは持って行くか迷ったものの一つですが持ってくればよかった。朝食の時間を聞くと5:30からとのこと。22時頃に寝て明日に備えます。