ツール・ド・おきなわ140km参戦記 その4 ~飛行機輪行準備編~

飛行機輪行する際の輪行バッグの選び方について。国内しか輪行しない場合は何でもいいと思います。JALでもANAでもスカイマークでも形状問わず20kgまで無料なので。ツールド沖縄で見かけた輪行バッグの一番人気はSCICON(シーコン)のエアロコンフォート。最新のは3.0。二番人気はオーストリッチのOS-500。電車の輪行で使うような割と普通の輪行袋の人とか、キュービクル(エイカー)のバイクポーターの人もいました。バイクの保護で言えばシーコン>バイクポーター>OS-500>通常の輪行袋、値段で言えばこの逆の順番になるかと思います。この3つはリアディレイラーを外さなくてもいいタイプ。ハンドルもシーコンなら外す必要はないです。バイクポーターやOS-500もハンドルは緩めて回転させるだけで完全に外す必要はなくお手軽。

しかし自分が選んだのは、これのどれでもありません。エイカーのバイクポーターPROという、通常のバイクポーターよりも一回り小さいサイズ。海外への飛行機輪行まで視野に入れているなら輪行バッグが“203サイズ(荷物の3辺の合計が203cm以内)”に収まっていた方が追加料金が取られず何かと有利です。この203サイズに対応している市販品はエイカー(現行はキュービクル)のバイクポーターPROと、BTB輪行箱PROぐらいです。前者はプラダンの箱、後者はダンボールの箱なので自作する人もいるようです。PROは203サイズに収めるために通常のバイクポーターより一回り小さいのですが、ハンドルやリアディレイラーを取り外す必要があり梱包がちょっと面倒。でもまあちょっと整備に慣れている人ならそれほど大変ではないと思います。慣れれば20分で梱包できます。というか帰りの飛行機に危うく間に合わなくなりそうで超速急ぎで梱包したら20分だったのですが、ほんとお勧めできない【プランD】です(笑)。まあともかく、PBPや海外ロードレースまで視野に入れているので、どうせなら慣れておいた方がいいだろうとこれにしました。

BIKEPORTER PRO

 いきなり完成系になってしまうのですが、フレームやフォークに傷がつかないようにホームセンターで水道管用の養生材を買ってきます。太い場所用と細い場所用にちょうどいいものがあったので二種類買ってきました。ハンドルは外し、エンド金具を付けておきます。 シートは限界まで下げておきます。リアディレイラーは取り外し、ビニール袋に入れてぶら下げておきます。

ACOR BIKEPORTER PRO

うっすらシルエットが見えると思うのですが、こんな感じで入ります。ジャイアントxsサイズ(トップ515/シートチューブ430)の小さいフレームならフロントフォークを逆向きにしなくても入りました。大きめのサイズのフレームだと、フロントブレーキキャリパーを取り外してフロントフォークを逆向きにする必要になってくることもあるようです。

養生材

上の太い場所用の方はトップチューブとダウンチューブ、下の縦に二つに切るとちょうどよく細い場所用になる方はフロントフォークとシートチューブとシートステーとチェーンステーに使ってやるとTCRの場合はちょうど良かったです。クランクも他の荷物を汚さないようにダンボールでカバーをかけてみました(市販品も買ったのですがイマイチ合わなかったので自作)。そうそう、写真撮り忘れましたが、結局フロントフォークにも養生しました。ACOR BIKEPORTER PRO

 上から見るとこんな感じ。両サイドにホイールバッグに入れたホイール。上空は気圧が低いので念のため空気を抜いておきます。実は帰り急いでパッキングしたら空気を抜き忘れていたのですがパンクはしていませんでした。GP4000S2チューブラーは12気圧ぐらいまで大丈夫なので地上9気圧ぐらいではパンクしなかったのかもしれませんが、こんなところでギャンブルする必要ないので抜いておいた方がよさそうです。特にクリンチャーの場合はチューブラーに比べると限界圧力が低いのでパンクしやすそうです。ホイールはフルクラムの純正と比べても割とクッション性がしっかりしているGORIXのホイールバッグに入れたのですが、両サイドが多少膨れてしまいます。国内なら何も言われませんが、203サイズ制限のある海外への飛行機輪行であればサイズオーバーだと言われてしまうかもしれないのでホイールバッグは使わない方がいいかもしれません。輪行袋に入れる時のようにフレームに固定するのがよさそうでです。

余裕があったのでスタンドと空気入れも養生材を付けていれておきました。名護の受付にメカニックがいるのでスタンドは持って行かなくてもいいし、スタート地点に空気入れもあるのでポンプは持って行かなくても大丈夫です。ただ自分の選んだバイクポーターPROはハンドルを外すタイプでシフトが狂う可能性があるのと、シフト調整については拘りがあって(最後はワンクリックごとに回しながら調整・笑)自分でやりたいので持って行くことにしました。空気入れは最初は通称“すごいポンプ”を持って行こうと思ったのですが、携帯ポンプの中ではトップクラスの性能でもやはり空気が入りにくいし、高圧まで入れるチューブラーなのでフロアタイプを持っていくことにしました。畳めるフロアタイプを買う暇なかったのと、スペースがあったので普段使いのフロアタイプを入れてしまいました。次回は畳めるフロアタイプを買いますかね。

隙間にヘルメットとウェア類やゴーグル、ビンディングシューズや補給食、工具も詰めてしまいます。順番はフレームより先になります。レースで使うものは全てバイクポーターPROの中なので、一泊二日ならバックパック一つでOKです。 

リンタマン ADJUST ROAD PRO スピードプレイ

ビンディングシューズ左右の中にペダル、アーレンキー。スペース節約&バイク本体の傷付き防止にもなるし、シューズやボトルの中に固いものを入れてしまうのもありです。


・バイクポーターPRO
ロードバイク
・ヘルメット
・ウェア類
ビンディングシューズ
・アーレンキー
・空気入れ
・スタンド
・タオル
・補給食

これで計15.74kgでした。よっぽど重いバイクでなければ20kg超えることはないと思います。自分のバイクは7kgなので、10kgぐらいのアルミのエントリーモデルでも19kg超えません。エイカーのバイクポーターPROは事前にちょっと家の周りを持ち歩いて見た結果、バッグ無しでキャスターのみで持って行くことにしました。常時肩掛けは重いのと、キャスターで転がせない時も肩にかける局面はあまりなさそうです。階段などは取っ手で運べば十分ですね。キャスターは実用には足りるのですが、欠点としてはズレやすいです。エイカーではなくキュービクルの現行バイクポーターはキャスターを付けるベルトの固定法が変わって、この欠点は改善されているようです。