ツール・ド・おきなわ140km参戦記 その2 ~飛行機と宿の確保編~

ツールド沖縄はクラスによってはすぐ埋まるとのことで、申し込み初日にエントリー。もっとも人気なのは年代別の50kmや100kmのようで、140kmはそれ程急ぐ必要はなかったようです。そして飛行機と宿の確保。格安のスカイマークと適当な宿で行こうかなとスタート地点の国頭付近のホテル国頭とやんばるくいな荘に電話してみますが、ツールド沖縄の期間中は名護ツアーセンターのパックで部屋は確保されてしまっているのでパックで取ってくれと。名護なら沢山ホテルがあるのでパックじゃなくてもよさそうですが、国頭は少ないホテルが全てパックで確保されてしまっているようなので仕方なく名護ツアーセンターのツールド沖縄パックに申し込みます。仕事もあるので土日のみの弾丸ツアー、行きは羽田発7:40の便にしたのですが始発電車で結構ギリギリに羽田空港着。電車はまず遅れないと思いますが、早朝なので道も空いてるでしょうし何かあったらタクシーで大丈夫でしょう。帰りは那覇20:55の便で終電は間に合わなくて途中からタクシー帰宅になりそうです。ただ、帰り一本前の飛行機にすると1万円ほど高くなるのでタクシー使用でもトータル金額は大差なし。ホテルは別に泊まるだけなので安宿で十分と思って大して考えずにホテル国頭にしました。

が、後で気付いたのですが実はどこのホテルにするかも重要だったりします。どこのホテルにするかから、もうツールド沖縄のレースは始まってしまっているのです! どういうことかというと、シード権の無い選手でなるべく前からスタートしたければ、なるべく早くスタート場所にバイクを並べる必要があります。140kmはスタートとゴールの場所が違います。なので大会側でゴール地点の名護からスタート地点の国頭までバイクを運んでくれるサービスがある(大会側としてはレンタカーは名護に置いておけということでしょう)のですが、自転車が運ばれる場所はオクマプライベートビーチ&リゾート。オクマリゾート以外の宿泊所の場合は大会側が用意したバスで各宿泊所からオクマリゾートへ移動して自転車を受け取ってスタート地点まで自走します。このバスが自分の泊まったホテル国頭6:30とか微妙に遅い時間なので(多分他の宿も同じ)、バイクを預けてオクマリゾート以外の宿にした場合はまず先頭付近に並ぶことはできません。宿をオクマリゾートにするか、もしくはオクマリゾート以外の宿なら宿までバイクを自走かトランポで持っていく必要があります。ちなみに各宿泊所からスタート地点までの距離は大差がなく近いです。ツール・ド・おきなわ140kmで先頭付近に並ぶなら、つまりこういう事です。

・オクマリゾートの場合
空港⇒レンタカー⇒名護で受付&バイクを預ける⇒名護に車を置いてタクシーやバスでオクマリゾートへ⇒朝早起きしてオクマリゾートでバイクを受け取り自走でスタート地点へ⇒名護ゴール後はゴール地点にあるレンタカーで空港へ

・オクマリゾート以外の場合
【プランA】
空港⇒レンタカー⇒名護で受付⇒名護に車を置いて30kmほど自走で国頭の宿へ⇒早起きして宿から自走でスタート地点へ⇒ゴール後はゴール地点にあるレンタカーで空港へ

【プランB】
空港⇒レンタカー⇒名護で受付&バイクを預ける⇒名護に車を置いてタクシーやバスで宿泊所へ⇒早起きしてバスより早くタクシーでオクマリゾートヘ⇒オクマリゾートでバイクを受け取り自走でスタート地点へ⇒ゴール後はゴール地点にあるレンタカーで空港へ

【プランC】
空港⇒レンタカー⇒名護で受付⇒国頭の宿へトランポでバイクを運ぶ⇒名護へUターン&車を名護漁港に置く⇒タクシーで国頭の宿へ⇒早起きして宿から自走でスタート地点へ⇒ゴール後はゴール地点にあるレンタカーで空港へ

【プランD】
・空港⇒レンタカー⇒名護で受付⇒レンタカーで宿泊所へ⇒朝早起きしてレンタカーにバイクを積んで宿泊所からかいぎんフィールド駐車場へ⇒自走でスタート地点へ⇒名護ゴール後は自走で国頭orバイクは鍵をかけてゴール地点に置いてタクシーで国頭へ⇒スタート地点にある車に乗って名護へ⇒スタート地点でバイクを回収してレンタカーで空港へ

輪行バッグがオーストリッチのOS-500等の畳んでコインロッカーに入れられるソフトケースであれば、レンタカーを使わずバス移動で名護で輪行袋をコインロッカーに入れるという手もありそうです。まあ何かと便利なのでレンタカーを借りてしまった方がいい気がします。オクマリゾートでも車でバイクを宿まで持って行ったりするプランもできますが、どうしてもバイクに絶対傷を付けたくない!とかじゃない限りメリットはなさそうです(たまに運営預けで運んでもらうと輸送中に傷が付くこともあるらしい)。オクマリゾート以外の宿泊地で別に先頭付近に並ばなくていいよという場合はオクマリゾート以外の宿でも名護でバイクを預けてしまうのが良いでしょう。というか基本、名護でバイクを預けた方がいいです。自分がとったのは【プランD】なのですが、これは那覇20:55発のパックでは遅い便にしたにも関わらず時間は結構ギリギリでした(後述)。というかホテル国頭でプランDなのは恐らく自分だけだった感じですね。まあ名護からスタート地点にバイクを運んであげるから、車はゴールの名護に置いておきなよ、その方が名護から空港まで直で行けるから当日飛行機で帰る人も時間の余裕もあるでしょっていうのが大会運営側の意図でしょう。

先頭に並ばなくてもいいよという場合は宿はどこでもいいし、当日帰宅なら名護でバイクを預けるのがいいでしょう。翌日帰宅ならスタート地点まで車で移動してレース後は自走でスタート地点まで戻っても時間は十分でしょうし、どっちでもいいと思います。その場合は先頭付近に並ぶこともできますね。どういうプランで行くか、どこで手荷物を預けるかなどはツール・ド・おきなわのHPよく読んで計画を立てておいた方がいいです。