ツール・ド・おきなわ140km参戦記 その1 ~参戦決定編~

運動不足解消のためにいいかなぐらいで乗り始めたロードバイクですが、すっかりハマってしまって速さを追い求めてトレーニングしたりレースに出るようになってしまいました。motorcycleのバイクの時もツーリング目的で乗り始めたのに、いつの間にかサーキットに通うようになってレースに出たりしていたのでそんな予感もしたのですが。ロードバイクでの初レース、ヒルクライムレースだったのですが思った以上に楽しかった。でも何か物足りない!登りしかないのと、距離が短いんですよね。登りだけじゃなく平坦も下りも好きというか特に下りでライン取りを考えて走るのは好きだし、距離もブルベ並にあったらいいなあと。山岳ブルベのレース版みたいなのないかなあと。

探してみるとありました。ツールド沖縄210km。ありましたというか、これしかない。ロードバイクの公道レースはヒルクライムが多くて、登りも下りも平坦もある長距離のロードレースとなると殆どありません。交通規制で公道を閉鎖してやる都合上、なかなかアップダウンがある長距離コースを確保するのが難しいのでしょう。ツールド沖縄は距離は210km、獲得標高2500㎞。もちろん公道閉鎖でやるので対向車線を気にせず二車線フルに使える。これなら申し分ないです。これに出たい!

まず最初に浮かんだ疑問。こんな長距離、トレイどうするの? 答えは行きたくなったら勝手に道端でしていいようです。トップ集団の場合は有力選手がトイレに行った場合は集団復帰するまで適当に巡航して待つとか、そういう紳士協定もあるようです。あとまあ、観客のいるところではしないとか。ロードバイクは紳士のスポーツと言われているようですが、この辺も紳士です。

もう一つ浮かんだ疑問の飛行機輪行はなんとかなりそうだし、これは210km出るしかないなあと思ったのですが、どうやら交通規制をかけて公道を閉鎖してやる都合上、数か所のチェックポイントで足切りがある模様。去年のリザルトを見ると210kmの完走率は73%、140kmは55%と結構厳しいです。210kmだと一番遅く完走した人でアベレージ30.98㎞/h。ドラフティング効果を考慮しても速い。調べてみると白石峠のタイムで25分切ってないと無理(後述しますがこの基準はちょっと違うと思いました)とか、自分にはちょっと完走は難しそう。で、さらに調べてみると210kmだけでなく140kmもあるようで、これだとアベレージ28.45km/h、白石峠30分切りで運がよければ完走/28分切りなら完走確実(この基準もちょっと違うと思ったので後述)とか、自分でもいけそうな感じ。申し込み時点で白石峠のタイムは28:09、申し込みから3ヵ月まだ時間があるし伸び代に賭けて210kmというのも考えたのですが、やっぱり完走はしたいので今年は140kmにエントリーすることにしました。正直140kmなら完走は余裕!と思っていたら実はそうではなかったのですが・・・。(つづく)