ロードバイク組み立て その3 ~コンポ選定編~

元々乗り換えたいと思った動機が軽いバイクに乗りたい!だったので、取り敢えず軽そうなコンポの重量を調べてみました。50-34コンパクトクランク、リアのカセットスプロケットは11-30T。どんな山でも越えられるようにコンパクトクランク+リアのスプロケはワイド&歯数多めで(笑)。eTapのリアディレイラーは32Tまで対応のWiFLi。TCR ADVANCED 0は外付け式バッテリー対応なので外付け。ブレーキは今のアルテグラBR-6800が結構気に入っていて取り敢えずは使いまわす予定なので、ブレーキは抜きました(一応調べてしまったので記載)。まあ自分が使うであろう構成での比較です。

  シマノ
R9100
シマノ
R9150
SRAM
RED
SRAM
eTap
STI 365g 230g 280g 260g
Fディレイラー 70g 104g 63g 187g
Rディレイラー 158g 204g 165g 243g
クランク 609g 609g 571g 571g
スプロケット 211g 211g 181g 181g
チェーン 247g 247g 246g 246g
  85g    
合計 1660g 1715g 1506g 1688g
ブレーキ 326g 326g 240g 240g
ブレーキ込合計 1986g 2041g 1746g 1928g

※R9150の他は外付けバッテリー(SM-BTR1・71g)とジャンクションA(SM-EW90-A・10g)・ジャンクションB(SM-JC41・4.1g)。

 ・・・SRAMのREDは軽い!これはSRAMのREDにするしかないかなと思ったのですが、調べてみるとどうやら変速性能はシマノとはかなり差がある模様。今のメリダRIDE80(クランクはFSAのTempoでディレイラークラリス2400系)で不満なのがフロントの変速性能。どう調整してもインナーからアウターへの変速がスムーズではなく、無理してアウターだけでいくような乗り方も結構してしまう。154~217gの差であれば最高の変速性能のシマノデュラエースでいこうかなということになりました。

悩んだのが機械式にするのかDi2の電動式にするのかという問題。新しいテクノロジーは好きだし、今はプロのツールでも電動が主流ということで最初は電動式にしようかと思いました。ただ、雨天でも走る場面も出てきそうなブルベでの使用では動作不良トラブルも起きているようなんですね。もちろんDi2は雨天でも使用可だし、雨でも問題なかったという人もいる。紐でもトラブルはあるだろうし、Di2の電動シフトが楽だから助かったという人もいるようだし、これはかなり悩みました。

決定打になったのは新宿のワイズロードで電動シフトを触った時。ポチっとボタンを押すだけでモーターでウィィーンとディレイラーが動く。これは凄いと思ったんですが、何か自分が求めるものとは違うなという気がしてしまいました。motorcycleのバイクに乗っていた時、コーナ進入時にブレーキングしながら車体をバンクさせながらのシフトダウンでブリッピング半クラでトルクを逃すのが好きだったんですよね。両手両足をフルに使って車体を操っている!という感じがしたからだと思う。Di2はバイクで言えばスリッパークラッチのようで、ただタイムを出すならあった方がいいのだろうけど、ちょっと味気ないかなあと。あと紐が熟成を重ねて完成系に近いのに比べると電動はまだまだ進化しそうな気がするんですよね。電動だったら配線無しで無線でもよさそうだし(SRAMのeTapは無線)。今後は電動が主流になるだろうし、だったら今のうち完成系の紐デュラに乗っておくのがいいかなということで機械式でいくことにしました。

アルテグラR8000(ブレーキ抜き同構成のR9100比+230g)や型落ち6800(+186g)、105の5800系(+404g・スプロケ11-32Tの場合)という選択肢もあったのですが、フレームのハイエンドカーボンとミドルグレードカーボンほどの価格差がないのと、フレームは割と使い捨て要素もあるけどコンポは長く使えそうなので、R9100デュラエースにしてしまうことに。

最後にかなり悩んだのがクランクの長さ。
http://www.geocities.jp/resultri/crankcho/use.html
ここを参考にすると、例え身長(股下)が短くてもよっぽどじゃなきゃクランク長は170mmのままの方が良いらしい。プロも殆ど170mm以上
http://www.geocities.jp/resultri/crankcho/cyclists.html
仮基準(http://www.geocities.jp/resultri/crankcho/opinion.html)だと自分の適正は165mm。坂なら長めの方がいい気もするし・・・。迷った結果、間の167.5mmにしてみることにしてみました。167.5mmはデュラエースにしかない長さだし、取り敢えずこれでいってみることに。f:id:merida80:20180203231340p:plain

ということでコンポが決定。クランクFC-R9100(167.5mm・50-34)、STIはST-R9100、フロントディレイラーはFD-R9100、リアディレイラーはRD-R9100、スプロケットはCS-R9100(11速・11T-30T)。写真には写し忘れましたがチェーンはクイックリンクのデュラグレードCN-HG901-11s-116L-Q。ようやくパーツが揃ってきました。組み立て編へ続く。

 

 

 

 

 

 

2018/1 月間走行距離

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距離1141km、高度8740m。正月早々ツールド草津に申し込んで走らなきゃ!と思い立って、空いてる時間はなるべく走る(できれば山を)って感じで過ごした一月でした。結構登ったし、ブルベもあって距離もそこそこ。ツールド草津は噴火で中止になっちゃったけど、少しでも空いてたら走るの積み重ねで2月もいきたいな~。

ロードバイク組み立て その2 ~フレームは GIANT TCR ADVANCED 0 2012年モデル~

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勢いで落札してしまったフレームはジャイアントのTCR ADVANCED 0。素材は東レT-700カーボン、弾性は24T相当。今はエントリークラスのカーボンフレームに使われる素材で、当時のインプレを読むと抜群の剛性感で反応が良い等々といった感じですが、今でいうと柔らかい方になってしまうのかもしれません。重さはフレームは990g、フォークは365g。サイズはXS。アルテグラ6770(Di2)完成車の重量は7.4kg、同じフレームでスラムForce10速だと7.2kg、5700の105だと7.9kg。ジャイアント完成車のノーマルホイールP-SL1(1775g)と手持ちのアレックスリムALX473(1400g)の重量差を考えると、コンポによっては7kg切りのバイクを作る事もできそう。バッテリーは外付け式ですが、電動にも紐の機械式にも両対応のフレーム。

買った決め手は安くて程度もまあまあ良さそうで、軽くてサイズが合っているというところ。今のメリダRIDE80は47cmサイズでしたがもう一つ下の44cmでもよかったかなという感じ。多少小さくてもステムを伸ばせば何とかなりそうだし、小さいサイズの方がより軽いだろうしワンサイズ落としてみようかなと。T-700カーボンと柔らか目かもしれないのもブルベなどロングライドも多そうなのでむしろ好都合。2012年モデルと古めのですが、このフレームで直近のアマチュアレースで上位に食い込んでいる人もいるので戦闘力もありそうです。見た目は造形も色も全く好みではありませんし、やっぱりジャイアントはダサいなとか思ってしまいましたが、とにかく軽くて安けりゃ何でもいいんだという気分だったので買ってしまいました。ブスだけど性格よさそうなので付き合い始めましたみたいな感じで(笑)。

届いたフレームを手に取ってみると軽い!作りも、今乗っているアルミのエントリーモデルであるメリダRIDE80と比べると細いところは細く太いところは太くてレーシー。これは買って良かったと思いました。細かく見てみると、名前こそTCR ADVANCEDでオールラウンドモデルなハズなんですが、後ろ半分だけはちょっとエアロです。前半分を見るとダウンチューブは横に太く剛性ありそうですがエアロ要素はゼロ。後ろ半分を見るとシートポストはカムテール形状でひらべったく、シートチューブはタイヤに沿った形でエアロのはしりという感じ。この翌年にジャイアントはエアロロードのプロペルを発売、その後にモデルチェンジしたTCRはエアロ色が薄れて全身オールラウンドに戻っています。過渡期に生まれたちょっとだけエアロな不思議なオールラウンドモデル。元々、次のバイクはエアロロードにしようと思ってたけど軽さを求めてやめたぐらいなので、半分だけエアロな中途半端な感じはちょっとだけ気に入りました。(つづく)

ロードバイク組み立て その1 ~フレーム選定編~

初めてロードバイクに乗った時に感動したのは軽さ。ママチャリとは全然違う!しかしそんなロードバイクも、やっぱり坂となると重い。もちろんママチャリよりは軽く登るんだけど、やっぱり重い。加えて、どうも僕は坂が苦手な模様。これはもう道具でカバーするしかないと言うか、道具をそれなりにしてあとは人間でどうにかするしかないんだ~と追い込むしかないと言うか、どっちにしろ軽いバイクに乗りたいという思いが強くなってきた。格好なんてどうでもいいから、とにかく軽いバイクに乗りたい!

まず完成車。軽さ重視でコンポがデュラエースのものを調べてみると、とにかく割高。105あたりまでならフレーム+コンポの値段プラスαで妥当な値付けなのだけど、完成車はアルテグラ以上になると利幅が大きく設定されているようでフレーム+コンポの値段に比べて不当に高い。特にデュラエースの車両はフレーム+コンポの値段に比べて高すぎるものばかり。ホイールはALX473があるし、これはもう自分でパーツを買い集めてロードバイクを組み立てる・・・所謂『バラ完』を自力でしてみようかなという気になりました。

フレームを何にするか。最初に行きついたのは中華フレーム。絶対買わない方が良いような信頼性の低い中華フレームもあるみたいだけど、有名ブランドのOEMを手掛けているようなところはある程度の信頼性がありそう。値段も5~7万ぐらいでフレーム重量が1000gを切る、メーカー製ならエントリー~ミドルグレードぐらいのカーボンフレームが手に入る。中でもTop FireというメーカーのFM-R869というフレームは、元々Top Fireが設計したものをDEROSAがSUPERKINGとして販売しているらしく安全性も問題なさそう。重量も実測930gと軽い。これ以上の軽さとなるとメーカー製のハイエンドを狙うしかなく、30~40万で重量は700g前後。取り敢えずはFM-R869でいいかなと思いました。DEROSAのSUPERKINGは定価314000円、割引で20万前後で売っているフレームですが、Top FireのFM-R869は7万円以下。

そんなこんなでほぼ決定しかけてたところで何となくヤフオクを眺めていると、メーカー製の中古も意外と安い。中古メーカー製フレームはどんな使われ方をしてたのか分からないわけで新品中華フレームとはまた違ったリスクはあるけど、メリダジャイアントなど不人気メーカー(笑)だったり、マイナーメーカー(フォンドリエスト、ニールプライドなど)であれば新品中華カーボンと変わらない値段で落札できそう。どうしようかなとオークション眺めていると、ちょうど自分にあったサイズの、そこそこ程度の良さそうなメーカー製のフレームを発見。見た目は全く好みじゃないというかダサいと思うぐらいだけど、このモデルについて調べてみると素性はよさそう。何となく入札してみると・・・そのまま落札できてしまいました。落札価格は中華カーボンと変わらない7万円。(つづく)

2017/12 月間走行距離&2017年まとめ

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距離12km、高度110m。12月は一度チョイ乗りしただけ…仕事やら風邪気味やらもあったけど、ちょっとテンションも下がっちゃったかな?

 

2017年、5月から急激にロードバイクにハマって、7カ月で7818.7km。月1100㎞ぐらいのペース。

2018年は距離は2万km、高度は10万mが目標!

2017/11 月間走行距離

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距離196km、高度1362m。月の前半は風邪、後半は仕事で乗れない月でした。12月も前半は忙しく乗れそうもありません。ニューバイクも出来上がりつつあるので乗る時間が欲しい・・・。

物見山3 10分台 10:47

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上ハン・ダンシングからの下ハン・ダンシングで狙い通り。“Monomi 1st slope”が周回ベスト時と比べて9秒、区間ベストと比べて4秒縮まった。3つの坂を通した区間の“物見山ClimbOnly”は12秒縮まって、最初の坂以外も微妙にタイムアップ。物見山8回目でやっと10分台には入ったものの、小手先のテクニックで何とかなるのはこの辺までのような感じ。あとは地道に脚力を上げていくしかない。10分台に入ったのは嬉しいけど、ここからもっと縮めて9分台とかは大変そうだなあと思うと嬉しさ半分?